2025年用の年賀はがきは、10億8115万枚となり、2024年用の確定発行枚数は14億4000万1100枚だったので、前年比はマイナス約24.9%。
ピークは2003年の44億5936万枚。それ以降は多少の起伏を見せながらも枚数は減少。直近16年間は連続で前年比マイナスを記録しています。
人口は減っているのだから発行枚数も減るのが当然では?との見方のありますが、昨年10月に郵便料金を値上げし、年賀状の需要に冷水を指したのは記憶に新しいところ。今後は、デジタルネイティブにも出してもらえるよう、ネットの知り合いに匿名で出せるサービスを拡充させるとか、年賀状だけ旧料金で継続するなど郵便局も生き残りをかけて知恵を絞っていくことになりそうです。
最近の話題では、2024年に生まれた子供が70万人を割ったというニュースがあり、益々郵便離れと年賀状仕舞いが進みそうな気配です。スマホを見ればLINEに年賀状スタンプがあり、SNSでも挨拶ができるので、わざわざ年賀状を買って、プリンターで印刷してというスタイルはもはや古いのかもしれません。
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