Appleの時価総額が28日、一時4兆ドル(約600兆円)に到達した。iPhone17が好調だと伝わり、期待度が高まった。「4兆ドルクラブ」入りはNVIDIAとMicrosoftに続く3社目となる。28日の米株式市場でApple株は一時前日比0.4%高の269ドル87セントとなり、時価総額は4兆ドルに達した。終値では4兆ドルを割り込んだ。
株式市場がAppleを高評価したのはiPhone17の好調ぶりだ。調査会社によると、中国販売が加速しているとレポートがあった。iPhone 17出荷後の最初の5週間について、中国でのiPhone総販売台数が前年比19%伸びたと推計している。
時価総額で首位の時期が長かったAppleは今回、NVIDIAの3カ月遅れで4兆ドルに届いた。
長らく時価総額首位が長かったAppleだが、AIの遅れで、NVIDIAに抜かれ、宿敵Micrsoftにも抜かれていた。NVIDIAはAI半導体、Micosoftは、AzureAIでAppleを圧倒している。
ティム・クックCEOは社員向けの演説で、「AIに全力を向ける」と言及しているが、他社に遅れを取っていることは否めない。iPhone17は好調だが、26年春とも言われるAIのリリースが遅れたり期待外れだったりすると4兆ドルクラブも危うくなる。



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