Amazonは、2月26日、生成AI搭載「Alexa+」を発表した。ブルームバーグやウォール・ストリート・ジャーナル、XのChatGPT研究所などが報じた。
新型デバイス部門のトップを務めるパノス・パネイ氏はニューヨークで開催されたイベントで、Amazonは常にAlexaに対して野心的なビジョンを描いてきたが、これまでは技術的な限界があったと説明。
しかし10年を経て大幅刷新に成功し、独自の「Novaモデル」を提供。またAnthropicのClaudeを利用したモデルも選択可能とした。それぞれXでブルーム・バーグやAnthropicがツイートしている。
会話がより自然になり、文脈を理解。個人の好みも理解。
月額$19.99(Prime会員は無料)で数週間以内に米国でEcho Show 8、10、15、21向けに提供開始。
レストラン予約やUberの手配が可能でメールやマニュアルをアップロードし、要点を抽出する。Ringカメラで家に誰か近付いていると知らせてくれる機能などもある。
個人向けでは、ユーザーが何を購入したか、何を聴いたか、どのビデオを見たか、商品を発送した住所、支払い方法などを把握。家族のレシピ、重要な日付、事実、食事の好みなどを伝えると、Alexaがその知識を活用して役立つアクションを取ってれる。
家族向け機能も充実し、「Stories with Alexa」「Explore with Alexa」を追加、子ども向けに対話型の物語や学習体験を提供。Prime Videoのシーン検索も可能。
遠くからは写真表示、近づくとカスタマイズされたホーム画面へ変化家族のカレンダーや音楽のおすすめ、「For You」パネルを表示。
日本での提供は現在のところ未定だが、順次開始されると言う。
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