2020年大病をしました。具体的には避けますが、ある薬を大量投与され病院に担ぎ込まれたのです。
悪い医者でした。副作用で便秘になりますと言ったら「運動不足では?」と言うし、血便が出ましたと言ったら無視でした。病院で回復しましたが、その後、元気がなくなり寝たきりに。主治医にアリナミンを出してもらい必死にリハビリを続けました。そんな記録です。
思えば、最初からおかしかったんです。いくら薬の量を多くしても状態は良くならず、副作用だけに苦しむ毎日で、それでも一人暮らししなさいとか就職活動するように言われ、体も精神も限界に来ていたと思います。
ある2020年、急に具合が悪くなり救急車で病院へ、そのまま入院です。その病院で後の主治医に「ひどい目に遭いましたね」と言われ治療してもらい状態は著しく回復しましたが、段々元気がなくなり寝たきりになりました。主治医はアリナミンを出してくれ、ぼくの話を熱心に聞いてくれました。
それでも焦りがあったぼくは、朝散歩を始めたりストレッチを始めたりして体力を午前中で使い果たしてしまうような生活をしていました。
もともと、Apple製品が好きでMacやiPhone、AppleWatchをしていたのですが、AppleWatchの健康管理とヘルスケアアプリが客観的なデーターを出してくれるのでモチベアップに非常に役に立ちました。
寝たきりになってから1年ごとに50%増で歩数が増え、3年後にはほぼ毎日、ムーブをクリアーできるようになっていました。4年目になるとムーブに加え、スタンドもクリアーできるようになり、エクササイズもクリアーできる日が多くなりました。それでも疲れ切ってしまう生活は続き、どうにかできないものかと思案していました。

そこで思い切って朝散歩をやめてみました。過負担だと思ったのです。それでも元気に暮らしたいので、窓際で日光浴をしたり洗濯物を干したりして太陽には浴び、午前中は近所に買い物に行く習慣をつけました。医者も朝散歩をやめることに賛成はしませんでしたが、当時のぼくは焦りがあり、体力を消耗しすぎていただけでなく、週2で体調不良になっており、無理なプランだったと思われます。
朝散歩をやめ買い物に行く習慣にしてから無理な体力消耗がなく、午後になっても大好きな音楽やブログに集中できるようになりました。いつの間にかムーブを3ヶ月続けて達成できるような体になっており、スタンドも最低の6時間から15時間にまで伸びました。AppleWatchは頑張らせるので「ほどほどに」と思っていないと罠に陥るのですが、データーは客観的なので無理のないリハビリ計画を立ててくれます。
現在でもムーブの設定は最低に近い70kカロリーですし、スタンドも6時間にしています。今のぼくの目標はエクササイズも一週間を通じてクリアーすることですが、焦りはありません。いつかできるものと思っています。

今は買い物に行き大好きなお菓子や寿司を買い、午後にかけてブログを書く生活が続いています。朝は起きれなかったのですが、それも徐々に改善していき、AppleWatchは睡眠記録もつけてくれるので、最低8時間は寝るように心がけています。でもリハビリ当初はバンドをすることすら鬱陶しくて寝る時は外していました。散歩に出る時だけつけて心肺機能が下がっていることに恐怖したりしていました。
リハビリはお金の問題がないことと焦りがないことが本当に重要です。
ぼくは50代ですが、両親が健在であったためその年金で暮らすことができ、若干の小遣いをもらいながら、それを貯めてAppleWatch series3を買いました。MacもiPhoneも古いものでいいです。最新のOSが動かなくてもいいです。Appleは最新OSをサポートしない機種もセキュリティアップデートをしてくれます。それで安心して使えます。技術はそんなに急速に発展しないので、ヘルスケアもAppleWatchも新しくても古くても基本はほとんど同じです。
皆さんの中にも寝たきりの方いらっしゃると思います。ぼくの場合は、幸運だったかもしれませんが、リハビリというのは苦しく長い道のりです。その時指標となるのが運動記録であり、AppleWatchとiPhoneのヘルスケアです。ぼくは部分回復までに5年を要しましたが、完全回復にはこれまたあと2-3年はかかると思います。今では当時乗れなくなった電車に乗れるようになったり、月1で美容院に通えるようになったり、病院に一人で行けるようになったりと回復しつつあります。ぼくを見守ってくれる看護師さんは「○○さんは着実に回復してますね」と言ってくれますし、主治医に体調不良が減ったことや一日活動できることを報告するとそのまま続けるようにと言われました。それに両親は一日3食ご飯を作り、洗濯、掃除、お金の管理、確定申告などを高齢なのにこなしつつ、息子の回復を待ってくれました。親父は今年で80歳になり体調を崩すことも多くなりました。大病をしたときはまだ引っ越す元気があり、車の運転もしていたのですが、それもほとんどやめてしまいました。
今は回復の道のりを着実なものにしつつ、もっと前のように外出できるように体力を蓄えている段階です。リハビリの最中にぎっくり腰を2回ほどやっており、今も筋トレはできず上半身のストレッチだけやるようにして、基本は買い物の散歩だけですが、家で寝ることも少なくなり、体組成計で測ると筋力や骨密度が上がってきており、順調なようです。
皆さんも天下のApple製品で苦しいリハビリを客観的なデーターと共に役立ててみませんか?今ならAppleWatch SE+中古iPhoneがおすすめです。何かリハビリの指標があり、「がんばってますね」と言われると嬉しいものです。最初は最低の数値をクリアーすることから始めて歩数やカロリー数が上がっていくのを楽しみにしていてください。
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