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Microsoft Copilotは縮小したと言われますが、どこへ行くのでしょうか?

AI

MicrosoftがWindowsにCopilotキーを追加したり、OpenAIに大規模な投資をしていた頃に比べるとCopilotは、会話を楽しむAI、優秀な副操縦士というより、Officeのより良いパートナーとしての側面を強くしています。

それはナデラCEOの「私はAIの擬人化が好きではない」「どちらかと言えばAIは道具だと考えている」という発言にも現れており、更に「知能と呼ぶなら、確かに知能を持っている。しかしそれは私が持つ知能とは別物だ」「私は自分の知能があるので、人工知能など要らない」。その上でナデラCEOは自分は望むときにAIに助けてもらいたいだけだとし「それが理想的な関係だと思う」と述べました。

そんな中、Copilotは突然、Think Deeperというボタンを用意し、ChatGPT o1を無料で使えるようにしました。しかも新興AIであるDeepSeek R1を高く評価して、AzureやGitHubに採用するなど、これまでのCopilotの縮小ぶりはどこへ行ったのというくらい積極的になりました。

かつて、ChatGPT-4が無料で使えると評判になったCopilotですが、徐々に「縮小」または「劣化」していき、OpenAIへの投資熱も冷めたかと思っていました。

外部から見ていると社内でも意見が分かれてそれがチグハグなAI戦略に繋がるのかなと思っていますが、優秀なMicrosoftのことですから、きっと秘策があるに違いありません。

MicrosoftがOpenAIの技術を自分のものとして力を持っているのに比べ、AppleはApple Intelligenceを絶賛開発中で、メールアプリなどはあまりにもひどすぎてiOS18.3で停止にしたほどです。それでもステーブ・ジョブズ氏がSiriにかなりの期待をしていたことからAppleはAI化に余念がありません。ソフトウェアの上級社長であるクレイグ・フェデリギ氏も「一筋縄では行かない」と開発の困難さを物語っていますが、ステーブ・ジョブズ氏引いてはMicrosoftに負けるわけにいかないので、OpenAIとも組んで素晴らしいSiriが作れるよう努力しているところです。噂ではiOS18.4ではSiriがかなり賢くなり、使えるレベルまで達しているようです。クックCEOが語りました。けれど、今までの経緯を見ていると不具合の多い、Apple Intelligenceですので、Appleユーザーは気長に待つのが良いと思います。またシリコンバレーでは人材の流動が激しいことから、Appleが優秀なプログラマーを雇う可能性も低くありません。人類は一度、得た技術などを手放さないと言います。これからもAIは何かと注目され、MicrosoftもGoogleもAmazonもAppleもMetaもXもその他の企業も翻弄されていくのだと思います。

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