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WWDC24のクレイグ・フェデリギ氏の弾けぶりは、Apple飛躍の起爆剤?

Apple
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WWDC24でのクレイグ・フェデリギ氏の弾けぶりは凄まじかったですね。いきなり飛行機から役員を連れてスカイダイビングするサービス。iOSでもmacOSでも常に全面に出ていてApple Intelligenceでも彼がかなりの時間を割いていました。それもそのはず、この10年近くAppleのソフトウェアエンジニアリング担当上級副社長を務めており、macOS冒頭での身体能力は(スタントだという向きもあるようですが)「今回のmacOSは一味違うよ」と思わせてくれるぶっとんだ物でした。iOS18のiPhoneミラーリングでもフォースの力でiPhoneを引き寄せたり、冷え冷えのコーヒーを頼んだと思ったらスペイン語の学習をしていることを披露してくれたりとまるで劇場にいるようなパフォーマンスを楽しませてくれました。現にmacOSの期待度は、iOSと同じくらいというアンケート結果も出ているくらいで、iPhoneミラーリング以外に、パスワードやゲーム、Safariの新機能などがありました。シリコンMacであれば、Apple Intelligenceを利用できることがわかっており、日本などでも来年以降用意されるようです。

WWDC24キーノートでのクレイグ・フェデリギ氏の勇姿

クレイグ氏はいつもブルーのシャツにストレッチジーンズです。シャツはボタンを2つ3つ外しており、いつもセクシーそのもの。M4 iPad Proの発表の時には、ジョン・ターナス氏が全面に出ていましたが、今回のWWDCはソフトウェアの祭典でありクレイグ氏が率先して盛り上げた形です。個人的にはAppleWatchをいつもしているので、WatchOS11が熱かったのですが、それに劣らずiOSやmacOS、iPadOS、tvOSも素晴らしかったです。特にApple IntelligenceはApple製品の魅力を2段階以上引き上げるもので、ハードウェアを最新のものに限定することにより、売上アップにも繋がります。現にキーノートが終わってからAppleの株価は上昇の一途で世界一のMicrosoftを一時抜いたとも言われています。Apple Intelligenceが本物であれば、iPhoneやiPad、Macの買い替えが起こり、2兆ドル企業として世界一も夢ではないでしょう。OpenAIと組んだのも良かったですね。クレイグ氏が言うように、Appleはプライバシーを重視しており、これが他社のAIと区別化され勝ちを高めているように思います。またAIに関してコンテキストを深く理解することが必要と何回も言い、Appleのハードとソフトウェアの統合のようにAIもアプリに深く統合していなければならないという姿勢が見て取れました。

Appleという会社はMacintoshを作っているときからユニークで他社がやらないようなことをやってのける会社です。No.1というよりOnly1企業であり、そのユニークさと操作のしやすさがiPhone、iPadで花咲きました。WindowsやAndroidは確かに便利で仕事に使えますが、iPhoneやMacはみんなが愛着を持って使っているところが違います。企業精神を理解しているのですね。便利だから使うというより楽しそうだから使うと言ったほうが正しいかもしれません。

9月には新iPhone、新AppleWatchの発表が控えており、今度はジョン・ターナス氏が全面に出てくるかもしれません。Appleが起業して早48年になりますが、その当時からライバルだったMicorosoftとは今でもライバル関係です。AmazonやMeta社など新しい会社がでてくる中でAppleやMicrosoftがこんなに元気なのはなぜなんでしょうね。

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