現在、AppleのAI戦略は暗礁に乗り上げているように思いますが、クラウドが叫ばれた時もDropBoxの買収に失敗したりして、試行錯誤した上に、iCloudという素晴らしいサービスを作り上げました。
今回も、Siriに関して、ChatGPTのようなものができるのではなく、第一弾としてオンデバイスで処理できるAppleに関する情報やトラブルシューティングを搭載し、またカレンダーやマップなどの情報を利用してユーザーに有益な情報を提供していくのではないでしょうか?
現在でも、ImagePlaygroundやジェン文字、作文ツール、翻訳、メールの要約や分類などこれらをまとめてApple Intelligenceというのだと思います。Siriにばかり力を入れるのではなく、ツール全体でAIのキャッチアップをしていくのが今のAppleを見ていると方向性なのかなと思います。
もちろん、ChatGPTのようなSiriも目指していると思われ、iCloudのような芸術的なサービスを生み出したのですから、27年28年ごろには期待できそうです。
WWDCでも大活躍でソフトウェア統括のクレイグ・フェデリギ氏はAIについて「全てをAppleがやる必要はない」と答え、ChatGPTやGoogle Geminiなどとの連携に含みを持たせました。あくまでオンデバイスでAIを動かし、プライバシーを重視するというスタンスを変えず、他社連携でもやっていけると判断したようです。
Siriにできること
1.マップを使って店舗を調べる
・近くのセブンイレブン探してなど言うと正確に探してくれます。
・山下公園に行きたいというと候補を出して経路を示してくれる
2.リマインドやカレンダーの入力をする
・明日、麦茶をリマインドして。6月21日9時にラジオを聴くをカレンダーに入力してでやってくれます。
3.タイマーをかける
・カップラーメンを作っている時「3分タイマーかけて」でやってくれます。
4.おみくじを引く
・占いみたいなものです。
5.天気やUV指数を教えてれる
6.曲をリクエストするとAppleMusicからかけてくれる
7.アプリを立ち上げてくれる
・カメラを立ち上げて、メールを立ち上げてで起動してくれる
8.バッテリーの状況を教えてくれる
・ペアリングしてるAppleWatchやiPhoneのバッテリー残量を教えてくれます。
9.おはようやこんばんはで挨拶してくれる
10.自分の名前を覚えていてくれる
11.疲れたというと労ってくれる
12.元気?と聞くとお礼を言ってくれる
13.(Macだけですが)ストップウォッチかけてと言うと時計を立ち上げてくれます
14.スティーブ・ジョブズの誕生日や命日を覚えてる
15.AppleStoreで買ったものを追随してくれる
他にもあるかもしれません。
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