10月28日(日本時間29日午前2時ごろ)iOS18.1、macOS Sequoia15.1のリリースがあります。米国でApple Intelligenceが始動します。日本でも対応機種を使っていれば、英語にすることで使うことが出来ます。日本での展開は25年4月を予定しており、iPhoneSE4と合わせるんじゃないかとも言われています。
このリリースには、6月のWWDCで初めて発表されたAppleの新しいApple Intelligence機能の最初のセットが含まれており、今後1年間にわたって展開される予定です。今回のリリースでは、Siriの性能向上やiPhone のNFC チップへの大きな変更、その他の便利な機能が追加されるようです。その中でも日本で使えるものをピックアップしておきます。
消しゴムマジック
写真で「三」の編集に入るとクリーンアップというのが出て、不要な人物や木などが消せます。これは英語にしていなくても使えるもので、iPhone15 Pro以上、iPad(MシリーズとiPad mini A17 Pro)、シリコンMacで使えます。
写真での検索
写真で「熱海旅行」とか「電車」などと入れると検索してくれます。英語版であれば、動画の中も検索してくれます。
コントロールセンターのリセット
iOS18はコントロールセンターがカスタマイズできるようになっていましたが、「何が何だか分からなくなった」と言う人のために[設定]-[コントロールセンター]-[リセット]で出来るようになりました。またコントロールセンターの追加でWi-FiやVPNが独立してオン・オフ出来るようになりました。
AirPods Proの難聴判断・補聴器機能
AirPods Proが最新のフォームウェアーになっていると、難聴判断・補聴器機能が使えるようになります。まず難聴をテストで判断してから補聴器機能がオンになります。
iPhoneミラーリングの新機能
iPhoneミラーリングでグレイグ・フェデリギ氏が言っていたようにファイルをドラッグ&ドロップできるようになります。実際、写真やビデオをドラッグしてみましたが、無事iPhoneに転送されました。AirDropを使っていると思われます。
空間写真・空間ビデオが撮れるように
iPhone15 Pro以上で空間写真、空間ビデオが撮れるようになっています。
カメラコントロールの追加
iPhone16のカメラコントロールで望遠を指定している時、自撮りを指定できるようになりました。
通話の録音
通話中に左上の録音ボタンを押すと相手に通知の上、録音されます。録音されたものはメモに記録してあり、米国であれば、書き起こしもしてくれます。
おまけ
[設定]-[一般]-[言語と地域] で英語にするとApple Intelligenceをオンにするかと聞いてきます。待機リストに入れられる場合もあります。試しに作文ツールを使ってみると、文章をフレンドリーにするかプロフェッショナル(ビジネス)にするかなど作風を変えることが出来ます。これはiPhone15 Pro以上でできます。
この作文ツール以外は対応機種であれば使うことが出来ます。中にはiPhone13miniなどと言う機種でもApple Intelligenceを標榜していない機能であれば使えます。例えば、通話の記録やコントロールセンターのリセットなどです。
ますます使いやすくなって生活から切り離せなくなるiOS18。これからはApple Intelligenceを伴って進化して行きます。非常に楽しみですね。
コメント