10月15日、午後10時突然、Appleは、iPad mini A17 Proを発表しました。この頃のAppleはチップ名で製品を表すことが多く、今回もiPad mini(第7世代)ではなく、A17 Proという名前で発表されました。進化点を挙げていきたいと思います。
・Apple Intelligence対応
・8GB RAM
・Apple Pencil Proホバー機能(M2 iPad以上で実現されているもの)
・Apple Pencil Pro対応
・A17 Proチップ搭載
・Wi-Fi6E対応
・Bluetooth5.3対応
・最小ストレージ128GBからで値下げ
・スマートHDR4
・USB-Cの速度が5Gから10Gへ
・eSIMのみ対応
・35兆演算 Neurl Engine 16コア
・3nmプロセス 190億個のトランジスタ
ステージマネージャーはあるともないとも書いてありませんが、多分無いものと思われます。Mシリーズを積んでいないと使えないようです。
またiPad mini6で見られたゼリースクロールは改善されていると思われます。
価格は78,800円からとなっており、ストレージが128GBとアップしたのに値下げとなっております。
Smart FolioはM4 iPad Proなどに見られた角度を調整できるものではなく、従来品の新色展開となっております。
色は、スペースグレー、ブルー、パープル、スターライトを揃えており、iPad mini6のパープルと比べると若干、薄めのパープルになっており、スターライトもmini6のピンクに近い色合いとなっているようです。
ここで従来と変わっていない点も挙げてみようと思います。
・外寸が、195.4 mm x 215.5 mm x 134.8 mmで全く一緒
・カメラ位置も変わらず
・よってiPad mini6のSmart Folioがそのまま使えます
・バッテリ容量も5034mAhと変わらず
・Microsoft365が無料で使える(ストレージは別)
・今回も純正キーボードという選択肢はありませんでした
みんな大好きiPad miniがApple Intelligence搭載で、最強になって帰って来ました。ただしiPad mini第6世代を持っている方には、サプライズの少ない機能向上が主な変更点になっています。iPad mini第5世代以前を使っている人には魅力的なアップデートで、デザインを変更しない分、値下げになりiPad miniを購入する絶好の機会だと思います。Apple IntelligenceはiPad OS18.1の米国から始まり、日本へは来年やってくるので急いでアップデートする必要もないという方もいると思います。個人的にはiPad mini4以来のiPad miniなので、ワクワクしています。A17 Proチップも魅力ですが、電源式TouchIDやApple Pencil Proなどかなり使い勝手が違って良くなっていると思います。Apple Intelligenceはまだ未知のものなので、大きな期待は禁物ですが、それでも新しくなったiPad miniを十分楽しもうと思います。
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