2月13日、BeatsからPowerBeats Pro2が発売されましたが、注目の一つにH2チップを搭載し、Vision Proとロスレス通信ができることです。
もしかしたら、これがAppleの音質に対する回答で、AirPods ProにもH2チップが搭載されていることから、iPhone17シリーズやM5 iPad ProなどにH2チップを搭載して、ロスレスを実現するつもりかもしれません。
Bluetooth規格は5.3まで行きましたが、ロスレスなどには程遠く、いつも独自の手法を使うAppleですから、自前のH2チップを使い、ロスレスを実現するというのは自然な流れです。
AirPods Pro3は来年と言われていますから、AirPods Pro2のH2チップで実現させるつもりだと思います。
今までもBeats Studio ProなどでUSB-C接続やイヤホン接続でロスレスを実現していましたが、iPhone+AirPods Proでロスレスが実現するとなると、電車などで熱心に音楽を聴くユーザー体験がまたひとつレベルアップすることになります。当然、パケット量は増えるので注意が必要ですが、昨今の携帯キャリアは料金据え置きでパケットを増やす傾向にあり、30分くらいのロスレスであれば、そんなに通信量を逼迫しないと考えられます。ただし劣化なしの音源ですから、確実にパケットが増えることは予想され、毎日、音楽を聴く人は料金プランの変更など強いられるかもしれません。
それでもロスレスで聴けるとなると音の解像度が違ってきますから、より高音質で聴きたいと思っていたリスナーには朗報です。
ただ、これも自分の予想の範囲を超えないので、実現するかどうかは9月になってみないとわかりません。
AppleMusicではハイレゾロスレスなどあり、DATを使って聴く強者もいますが、音質的にはロスレスで十分であり、空間オーディオとロスレスが同時に手に入れば、音楽ユーザーは喜びそうで、SpotifyやAmazonMusicからAppleMusicに来る人も多くなりそうです。
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