廉価版iPhoneの代表で3月に発売されるとも予想されるiPhoneSE4です。EUの規制によりlightningが使えなくなり、USB-Cを搭載したiPhoneSEの登場が消費者もAppleも待たれています。価格も599ドルくらいと予想されており、今、iPhone14を買うのであれば、iPhoneSE4を買う方が賢明です。カラバリもあり、楽しめるiPhoneになりそうです。
一方で薄さ6.5mmを実現したiPhone17 Airが話題です。eSIMにしか対応しなかったり、AppleのWi-Fi、5Gモデムチップを搭載し、革新的なiPhoneとして登場します。しかも価格は899ドル~となっており、どちらを選択するか思案のしどころです。そこで予想されているものを表にまとめ、購入の一助になればと思います。
項目 | iPhone SE 4 or iPhone 16 E | iPhone 17 Air |
発売時期 | 2025年3月〜4月 | 2025年9月 |
価格 | 599ドル | 899ドル〜999ドル |
筐体素材 | アルミニウム+ガラス | チタニウム+ガラス |
ディスプレイ | 6.1インチ 有機EL(OLED) フルHD+ リフレッシュレート60Hz | 6.5インチ 有機EL(OLED)BOE、LG Display、Samsung Displayが供給? |
本体厚 | 7.5mm〜8mm | 6.5mm |
Wi-Fi | Broadcom | Apple自社設計品、Wi-Fi 7 |
メモリ | 8GB DRAM (Apple Intelligence対応) | 8GB DRAMまたは12GB DRAM |
ストレージ容量 | 128GB/256GB/512GB? | 128GB/256GB/512GB? |
5Gモデム | Apple自社設計品 | Apple自社設計品 |
SIM種別 | SIM/eSIM | eSIM |
チップ | A18(N3E) | A19(N3P) |
冷却機構 | 大きな変更なし | 大きな変更なし |
Face IDと光学センサー | 大きな変更なし | 大きな変更なし |
フロントカメラ | 1,200万画素プラスチックレンズ6枚構成 | 1,200万画素プラスチックレンズ6枚構成 |
リアカメラ | 広角カメラ:4,800万画素プラスチックレンズ7枚構成 | 広角カメラ:4,800万画素プラスチックレンズ7枚構成 超広角カメラ:4,800万画素プラスチックレンズ6枚構成 |
LiDAR | 非搭載 | 非搭載 |
メインボード | プリント基板大きな変更なし | 薄型基板 |
バッテリー | 3,279mAh(約60%増) | バッテリー容量拡大 |
フレキシブルプリント基板 | 大きな変更なし | 改良型基板内部スペース拡大に貢献 |
高速充電 | 大きな変更なし | 充電速度向上 |
どちらのiPhoneも魅力的で迷ってしまいます。iPhone17 Airの方がより上位ですが、iPhoneSE4で十分だという向きもあるでしょう。当然RAM8GB搭載し、Apple Intelligenceにも対応です。唯一、SEが対応しないのは空間オーディオや空間ビデオくらいです。iPhone17 Airの薄さやeSIMにしか対応しないところは、M4 iPad Proが出た時の衝撃に似ていますね。
Appleは薄くすることを得意としており、iPhone PlusやiPhone miniで失敗した轍を踏まないつもりです。
iPhone SE4は、iPhone16 Eとも囁かれ、噂が錯綜しています。春までに発売されるのは確実みたいですが、それ以外はAppleの発表を待つしかありません。価格はiPhone SE3に比べ、599ドルと上げてきましたが、iPhone14をベースにしていることもあり、当然とする向きもあります。ファンから見れば、この値段で最新のA18チップにUSB-Cを搭載したiPhoneが手に入るのは魅力的です。もしかしたらもっと値上げしてくるかもしれませんし、為替も円安なので日本価格が上昇する可能性もあります。
YouTubeや海外の噂を見ているとiPhone17まで待った方が良いという情報もあります。具体的に何が変わるのか説明がないのですが、数年に一度の革新の年になると言われており、ハードウェア的にもソフトウェア的にも大幅なアップデートが期待できるようです(あくまで噂です)。
あるユーザーは「買いたいと思った時が買い時」と言っており、余裕のあるユーザーなら別ですが、バッテリーがもう減ってきたとかディスプレイが割れているなどある場合は、早期に買い替えた方が良さそうです。
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