
憧れのMacBook Airを買ったんだ

良かったわね。M1 MBAはWinユーザーにも一目置かれる存在よ
M1をMacBook Pro(2014)と比べてみました
M1 MacBook Air | MacBook Pro(2014) | ||
CPUシングル | 2371 | 776 | 3倍 |
CPUマルチ | 8586 | 1454 | 5.9倍 |
GPU | 21492 | 3692 | 5.8倍 |
MacBook Proは、CPUはCore i5 4876Uであり、CPUシングルで3倍、CPUマルチで約6倍、GPUでも約6倍の差が出ていました。Intel Macからは世代交代の波が来ており、またAdobe製品などが積極的にAppleシリコンに対応していることから、Intel Macからは買い替えの時期に来ていると思います。内蔵SSDのスピードも違ってくることから体感はもっと違うと思われ、快適に仕事をするには投資が必要なようです。
ジョブズ型最後のMacBook Air
MacBook Airといえば、アルミ削り出しが美しく、ジョブズ氏が茶封筒から取り出してVAIOと比べたのは有名なところ。その先端が細くなっているMacBook AriはM1が最後で、M2からは傾斜のない普通のプレミアムノートとなっています。それ故、M1は名機とも呼ばれ、Windowsユーザーにも一目置かれる存在です。
ポートが少ない
携帯ノートゆえ、USB-Cが2つとイヤホンジャックしかなく、同じ価格帯のWindowsノートがUSB-AやHDMIを載せていることを比べるとやや不親切と言えます。AppleにするとSDカードやHDMIを載せるのはMacBook Proを買ってねということなのですが、例えば、YouTuberなどはカメラの映像をSDカード経由でMacに持ってくることも多く、シンプルで軽量を追求しすぎたためにポートが少ないという欠点があります。
重い処理には向かない
動画編集やレイヤーを何枚も重ねる画像編集などには向いていないと思います。CPUに負担がかかり、ファンレスの構造のためMacが熱を持ち、パフォーマンスが非常に下がります。特に夏場ではその低下が顕著で、どうしても動画編集をやりたい場合は、Mac StudioかデスクトップのWindowsを使うことになります。
また、将棋界では藤井聡太名人が10万以上するグラフィックボードを積んだデスクトップを使ってAIで研究をすることで知られており、羽生善治九段もその他の棋士も揃って、Windowsデスクトップを使っています。グラフィックボードがAIを使うにはキーのようです。Macには将棋を研究するソフトが少ないため、棋士の皆さんはこぞってWindowsを使っています。AIの指す手にはプロも考えさせられることが多いらしく、研究のために非常に良いそうです。
iPhoneとの連携が素晴らしい
iPhoneで写真を撮ってもiCloud同期をしていれば、すぐにレタッチにかかれる便利さ。あとはユニバーサル・クリップボードで、Xやスレッズに長文投稿したい時に、MacからコピペでiPhoneに持っていけば、余計な手間が省けます。
また、macOS SequoiaからはiPhoneミラーリングがあり、例えバッグの中にiPhoneが入っていてもMacで操作ができます。ただし文字を打つことはできなくて閲覧などが主な用途になります。
指紋認証でロック解除ができる
MacBook Proを使っていたときは、古いのもあってAppleWatchでロック解除をしていたのですが、M1 MacBook Airからは指紋認証が付き(もっと前だったかも?)ApplePayやパスワード管理ソフトでの認証にそしてロック解除にセキュアーな対策として使えています。
Windowsは顔認証でロックを解除しますが、Appleはノートブックには指紋認証と思っているらしく、Appleの方針変更がない限り、指紋認証でロック解除することになります。
充電速度が速い
旧MacBook Proは独自の充電方式でしたが、あまり充電速度は速くありませんでした。それがUSB-Cになって65Wとかの充電器を買えば、かなりの速度で充電できることが分かりました。急な外出にも、20分程度充電しておけば、その日くらいは使えるバッテリーレベルです。またAppleシリコンは電力効率が良いのでパフォーマンスが出る割に電力を食わないです。
サウンド
AppleシリコンのMacは空間オーディオ対応で単体でも聴けるし、AirPodsやBeatsでも空間オーディオできます。Beatsに限れば、USB-Cやイヤホンジャックと繋ぐことでロスレスで音楽が聴けます。
自分は、HomePod miniをステレオペアにして聞いていることが多く、人の多いところで使う時にAirPodsなどを使用しています。M1は2スピーカーでとても迫力があります。ただし、M2になると4スピーカーでもっと迫力があり、さらに15インチになると6スピーカーと切りがありません😅
内臓マイクと内蔵カメラ
内蔵カメラ720p FaceTime HDカメラとやや貧弱です。M2になってもM4になってもMacの内蔵カメラが貧弱なのは変わらず、プレミアムノートなのになぜWindowsのようにお金をかけないのか不思議です。iPhoneのインカメラも12MPから全く変わっておらず、Appleのポリシーなのかコスト管理なのかわかりませんが、進化がないなと感じます。そういう時はiPhoneのアウトカメラを使える連携カメラを使います。そうすることによりYouTube配信などでも十分な画質で自分を撮ることができます。
内蔵マイクはとても良くなっていて、昔MacBook Proで録画した動画はほとんど音声が聞こえなかったんだけど、Airは外部マイクを使わなくても十分なレベルで音を拾います。
キーボード
評判の悪かったバタフライキーボードが廃止され、打鍵感の良いうるさくないバックライトMagic Keyboardになりました。基本、日本人はJISキーボードを選ぶと思いますが、USキーボードもかっこいいです。壊れにくく、配置も変じゃなく安定しています。ただ、キーピッチがやや浅く感じられる方もいるかもしれません。特に高価なキーボードを使っている方は、浅いと感じると思います。
文房具としてとても良い
文章を書いたり、軽い画像処理、音楽を聴いたり、YouTubeを見るといったiPad miniのような使い方をするには携帯もでき、とても良いと感じます。仕事をこなすためのアプリもOfficeやAdobeを中心に揃っており、十分な威力を発揮します。また、標準アプリで一通りのことができるというのも強みです。
周辺機器
周辺機器としてはUSB-Cハブが挙げられると思います。HDMIやSDカード、USB-Aなど一通り揃っていて、MacBook Airを拡張します。ただSDカードくらいは最初からつけて欲しいというのが正直なところです。
壊れにくい
Apple製品は壊れにくく、新製品を買った時、売却するにも高く売れるので、コストパフォーマンスはとても良いです。MacBook Airも毎日キーボードを叩いても壊れないし、トラックパッドも大きくて優秀です。画面もRetinaで綺麗だけど、欠けたり変色したりすることはなかったです。
今買っても後悔はないでしょうか?
後、2-3年でOSのサポートが切れることが予想されるので、M3やM4のMacBook Airを買うことをお勧めします。ただし、中古市場では非常に安い上に、OSのサポートが延長される可能性もあり、またApple Intelligenceが最低限使える機種でもあることからそういうことを考慮に入れても買いたいと思うならそれは個人の自由です。自分はOSのサポートが切れる頃を見計らって売却&M3 M4 MacBook Airを買う予定であり、現役で使えるのはあと1,2年と考えています。またコレクションとして持っておくという人も多いと思います。
あと何年使えるか?
Macの寿命はだいたい6-7年と考えられており、2020年に登場したM1は、2026-2027年にOSのサポートが切れると思われます。ただアニバーサリー的要素が大きいM1 MacBook Airですので、Appleは延命させるかも知れません。またOSのサポートが切れてもAppleの言う「ビンテージ」に入るまでは使うことは可能だと思います。
まとめ
使い終わった後も高く売れるMacBook Airはコストパフォーマンスも良く、持っている人を幸福にさせる魔法を持っているので、Windowsを使っている人もAppleシリコンのMacBook Airを一台は持っていて欲しいです。M1でも現役だし電力効率がとても良いです。
これからAIはオンデバイスで使うことが多くなるからIntelチップじゃなく、速くて熱のもたない省電力のSoCを選ぶことをおすすめします。
M2 MacBook AirではMagSafeが付いているので、USB-Cをフル活用できます。それがないM1はちょっと不便ですが、USBハブがあれば問題ないです。
1年使ってみてますます惚れるMacとなりました。一般的にAppleと言うとiPhoneになっちゃうんだけど、ティム・クックCEOはじめ、Appleの社内の人はMacが大好きで推してくれるのも大好きです。
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