WWDC24で発表された新パスワード。紹介したクレイグ・フェデリギ氏は、25年にわたって改善に取り組んでいたと言い、今秋のiOS18などに搭載されます。
単体アプリになり、iPhone、iPad、Mac、Vision Proの他、Windowsにも対応します。iCloudで同期するのでどのApple製品、Windowsを使っていても最新のパスワードを利用できます。1PasswordなどからCSV経由でインポートすることもできます。パスキーやWi-Fiパスワードなどが生体認証を経て起動し、セキュリティタブでは漏洩のあるパスワードの変更を促すます。強度の弱いパスワードを変更することも可能で、パスワードをファミリー共有することも出来ます。高齢の親が使っているiPhoneのパスワードを子供が管理してあげるなんていう事もできますね。
もちろん、自動入力や検索、パスワードのアップデートなどもできます。今までキーチェーンという隠れたアプリだったものが、パスワードとして新アプリとなり、使いやすくなった感じです。これから生体認証のパスキーが増えていくと思われますが、その前段階のパスワードを強固にしておくことはセキュリティにとってとても重要な一歩だと思います。
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