iOS18の隠れた名作、なぞり入力。日本人にとってはフリック入力があり、それで十分だと感じている人がほとんどだと思います。しかしパソコン世代にとってはローマ字入力が基本でそのままスマホもローマ字入力になっていた自分にとってなぞり入力は、天から与えられた光明でした。
実際に入力してみると、間違いはほとんどなく、「結晶」なんて言うのも正確に入力してくれます。句読点を打つときと、英字に変えるときだけは指を止めなくてはいけませんが、それ以外はノンストップで入力ができます。電車に乗っていて、アイデアが浮かんだとき、一日の終わりにジャーナルを書いている時などとても重宝します。英語圏では実現されていたなぞり入力ですが、そのノウハウが日本語にも多分に反映され入力しやすくしていると思います。
これまではスマホ入力に若干の苦手意識があったのですが、Macと同じようにできるようになると俄然やる気?になるから不思議です。iPhoneにはメモという優れたアプリがあるのもなぞり入力をしやすくしています。タグで選別したり、打ち消し線を入れたり、箇条書きにしたりと機能は極めて豊富で、iPad、Macにもリアルタイムで反映されるという神アプリですね。アイデアはiPhoneで書いておき、会社に帰ってきてからMacで作業するなんていうことも可能なので、とてもシームレスです。そしてそのままWebにアップしても良いし、Pagesで印刷しても良いですし、どの方向からも結果に向けて一直線なのがとても優勝だと思うのです。
設定するには、[設定]-[一般]-[キーボード]でなぞり入力をオンにすればOKです。入力していると残像が残るのもカッコよくてとても気持ちいいです。
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