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トランプ大統領、停戦に向け意欲。ゼレンスキー大統領は米ロの直接交渉に不快感

社会

ロシアとウクライナの戦争は、トランプ大統領の登場で山場を迎えています。

トランプ大統領は、当初からウクライナへの支援に消極的で、停戦に向けた交渉をロシアとすることを望んでいました。電話会談をした米ロの大統領は「これ以上死者を出さないこと」で一致し、ウクライナへも一定の譲歩を求める方向で進んでいます。様々な選択肢や憶測がある中で、3月にドイツで米ロ大統領が会談することが決まっており、それに先立ち、米ロの高官が交渉の舞台に立つことが決まっています。長年続いたロシア・ウクライナ戦争がトランプ大統領の登場で一気に停戦へと向かいつつあります。その背景には、ウクライナから譲歩を引き出しつつ、ロシアに停戦を呼びかけると言ったトランプ大統領の意向があると思われます。ロシア側としても、利のない戦争を続けるより、米と交渉して、色々な譲歩を引き出す方が得策と見たようです。

交渉には、領土交換や一部譲渡など様々な選択肢がありますが、憶測の域を出ません。トランプ大統領が停戦以外に何を考えて行動しているのかも明確なところは不明です。

ただし、ゼレンスキー大統領は米ロが交渉して、ウクライナが蚊帳の外になることを警戒している模様です。国際社会から見ると、これ以上、ウクライナに支援しても停戦になる可能性は低く、トランプ大統領のように何らかの条件を引き換えに、ロシアに停戦を呼びかける方が得策であると考える節もあります。

ウクライナもロシアも疲れており、国際社会も一向に見えない出口に苛立ちを隠せません。今回のように支援を打ち切る方向で、領土交換や一部領土譲渡などロシアに有利な条件を提示することで、停戦に持ち込みたいトランプ大統領の意図が見えてくるような気がします。

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