40代で寝たきりに
まず寝たきりになってしまった原因なのですが、それを深く書いてもしょうがないのでさらっと書きます。医者に間違った処方をされ、医者も「早期に止めて」と言われていたのですが、なかなかやめられませんでした。その副作用が過眠で夜の7時に寝て朝10時に起きるという生活をしていました。そうしたら徐々に体力が落ち、出かける回数も少なくなり散歩も段々行けなくなり、ついには寝たきりに。そして2日3日に1度、駅前のスーパーに買い物に行くことがやっとになってしまいました。
何とか復活しようと試行錯誤したのですが、解決せず、医者に相談したら医療用のアリナミンを出すと言われ、飲んでみると一ヶ月は効いたのですがそれ以降はお守り代わりに飲んでいる状態で、それでもこのアリナミンF糖衣錠というのは弱った体に食欲増進してくれたり、運動機能を促してくれる作用もあるので、今でも飲んでいます。そして2022年の夏、「よし!毎日散歩しよう」と思い立ち、散歩を始めたのですが、体にとっても心にとっても急なことで、疲れが来て一週間散歩すると5日くらい寝ているなんて言う日が続きました。それに精神にも影響が行き、鬱っぽくなったりちょっと幻覚っぽいものを見たりして心身ともに崩し、医者にも「○○さん、徐々にやらないとだめだよ」と言われ、それでもしつこくやっていました。それでも体は酷く疲れるし精神状態も良くないしというのを半年以上続けたでしょうか。同時にストレッチ見たいのも続けていたのですが、あるとき“この良くなりたいという執着から離れたら楽になるしその方が幸福なんじゃないか”と思い、散歩も行きたいときだけ、ストレッチも適当、基本的にベッドで音楽聞いているという生活だったんです。
ところで肝心のAppleWatchはどうなんだと言われるかもしれません。一週間に2回くらいは使っていました。疲れ切って10時頃に目覚めることも多く、出かけるにしてもAppleWatchを使うとがんばってしまうのでなるべくiPhoneだけでトラッキングしていました。AppleWatchでがんばってしまうと必ず翌日、体調を崩していたので、「あまりにも体調の悪いときはAppleWatchをしてリハビリしない方がいい」とまで思っていました。
復活の兆し
そして2022年が終わり、2023年が始まりました。しかし体調の悪いのには変わらず、基本的に寝て音楽を聞くという生活を続けていたんです。AppleWatchも付ける回数は多くなりましたが、毎日という訳じゃないです。それでもしつこく散歩を続けていたらある日、サムネイルのような結果が出たんですね。医者に「徐々にやらなきゃだめだよ」と言われていたのと同時に「体のごまかしが効くのは1割までだよ」とも言われていたので、こんなに自分は良くなったのかと正直驚いています。今でも基本的に寝て音楽を聞いているのですが、週に2度ほど体を動かせる日があり、またAppleWatchにはスタンドという立っている時間を記録するのがあるのですが、2022年は平均3時間だったのが2023年は7時間まで伸びていました。スタンドしていないと毎時50分にAppleWatchがビビビッと知らせてきてスタンドして下さいと言われるんです。これがリハビリ初期にはかなり辛く、帰ってきて昼寝しているときもあるので、スタンドどころじゃなく睡眠トラッキングを始めてしまうAppleWatchがいたりしてwこの頃は早く良くなりたい焦りでもがいていたし苦しかったと思います。でも先程言った執着を手放して今音楽を聞くこと、本や雑誌、新聞を読むことに喜びを感じることに集中すると案外手に入れたいものがすっと手に入ってきた感じです。新聞も散歩の帰りにコンビニで買うのが習慣になりましたし、本を読まなくても雑誌読み放題のdマガジンを購読して大好きなファッションや占いを毎日、見るだけで癒やされました。
まだまだ途上
AppleWatchは起きてすぐ付けることはないです。朝飯を食べて玄関で「屋外ウォーキング」をセットして出かけて、帰ってきてからもiPhoneをいちいち見るのが面倒だから通知のためにしておこうという具合だったです。でも、帰宅してウォーキングモードを終了にすると、即座にラップタイムwや行ってきた地図、心拍数などが表示されとても面白かったです。リハビリのモチベーションにデジタルが使われた良い事例だと思います。ヘルスケアを開けば、歩数に加え、登った階段の数やウォーキングを終えた後、どのくらい心拍数が下がったかなどの情報が一括で見られて、心拍数は始め30くらいしか下がらなかったのが最近は40下がるようになり、弱り切ってAppleWatchに心肺機能が下がりすぎて「1です」wと言われたのが徐々に回復してきているのだと思います。このままリハビリを続けていけば、年末には「心肺機能が回復して2になりました」と言われる日が来るかもしれません。
僕のAppleWatchはWatshOSの更新の止まったseries3を使っているのですが、もっとリハビリができるようになったらSE第2世代かseries8をプレゼントしてやろうと思っています。常時点灯機能も便利ですし、血中酸素濃度も図ってみたいです。



AppleWatchは医療品じゃないし、リハビリ初期は焦りもあるのでAppleWatchすることにより余計、疲労が増して良くない時期もありました。しかし一旦執着を捨てて行きたいときだけ行く、付けたいときだけAppleWatchをするという方針に変え、自身のわからない緩やかな坂を登っているとき、AppleWatchは確実にその記録をして一ヶ月後とかに性格なフィードバックを返してくれるんですね。それが勇気になるし、リハビリの楽しみにもなります。
寝たきりの方はやっぱり辛いと思います。どうにかして脱出したいと思っているともいます。まずは週1で散歩です。それから早く良くなりたいという焦りは良くなりです。しつこく散歩をしていると疲れが溜まって数日寝てしまうときもあると思います。でもやっぱり無理せず執着を捨て基本寝ているでいいと思うんです。それで寝ながら楽しめることを探して気が向いたときだけAppleWatchをして散歩に行く、スーパーで美味しいもの買ってくる、読みたい雑誌買ってくる、それでいいと思うんです。
僕は執着を手放してからストレッチも適当な日にしかやらなくなりましたが、筋力は衰えていません。結構、人間の体頑丈にできているのでじっくりリハビリに望めば、時間はかかりますが、結果は帰ってきます。僕もまだ途上で早起きが週に2〜3日くらいしかできません。朝起きてAppleWatchをするという習慣もありません。でもそのような気まぐれであってもAppleWatchは確実に記録してフィードバックしてくれるんですね。自分が1Kmを何分で歩いているなんて知りもしませんでしたがデーターで示されると嬉しくて、あと地図で散歩してコースを再現してくれるとこれも嬉しくて、散歩するのも帰ってからiPhoneを見るのもすごく楽しいし、モチベーションの上がるよいデジタル機器だと思います。
リハビリに即使えて便利ですとは言いません。AppleWatchはただ記録するだけです。でもそのもがいた先にAppleWatchは必ず答えを出してくれます。
2023年夏を終えて
夏は散歩に5分行くだけで汗びっちょりになるし、看護師にあまり外に出ないほうがいいんじゃないですかと言われ引きこもっていたらアクティビティが減ってスタンドも減りました。お腹の具合も悪くなり、夏は好きなんですが、やはり少し暑すぎました。
9月になり猛烈な暑さは引きました。徐々に散歩や椅子に座って本を読んだりブログを書けるようになり、トイレ掃除や床や玄関の掃除、台所の片付けなど家族としての役割を果たせるようになってきています。それにはやっぱりAppleWatchで散歩の記録や睡眠トラッキングなどをしてデーターを楽しむのが最適です。series9は血圧が来るかどうかしりませんが、より便利になりセンサーが新型になり心拍数アプリも更新されるようですね。お金をためてseries7でいいからほしいです。みなさんもリハビリがんばっておられるかと思います。あせらずゆっくりとでもさぼらずほどほどに行きましょう。初めはベッドで音楽をかけて腕を回して肩甲骨周りをほぐしたり、足をキックするような運動などを習慣にして徐々に体が動かせるようになれればいいです。
いきなり朝7時に起きて散歩するんだなんて目標を立てると2,3日で挫折してしまうのでそんなときは日向ぼっこでもいいと思います。アリナミンを飲んでいれば、徐々に回復してきて起き上がっている時間が多くなると思います。自分でも最近ふしぎなのですが、午前中だけ椅子に座っていることができるようになりました。午後には寝てしまうのでAppleWatchはすかさず睡眠トラッキングしてくれます。起きたら通知が来ているのでiPhoneのところまでいかなくてもベッドでメールやニュース、SNSの通知、天気などをチェックすることができます。
一応、個人的なことになるのですが、血便がずっと出ていて肛門科に行ったら内視鏡検査受けてくださいと言われているんです。でも体力なくて下剤を飲んだあと電車で病院まで行き、内視鏡を受けることが果たしてできるだろうかと思って徐々にでも体力つけて、また電車にもスムーズに乗れるようにがんばっているところです。みなさんもあまり無理せず、3ヶ月スパンで徐々に良くなっていけばいいですから、お互い寝たきりから脱出しましょうね。応援しています。
寝たきり状態でAppleWatchにはどんな機能が使えますか?
AppleWatchは健康促進ツールなので寝たきりの場合
・心拍数を図る
・マインドフルネスをやる
・心電図アプリで遊ぶ
・血中酸素濃度を図る
・写真を見る
・睡眠トラッキングを見る
・5分でもワークアウトしたのならラップタイムやGPS記録などを見る
・ワークアウトは基本的に行わず、スタンドやムーブを完成させることに情熱を注ぐ(十二分にきついことです)
・ニュースや天気などの通知を見る
・メールを見る
・計算する
・音楽を聞く
くらいになります。あの狭い画面でこれだけのことができれば十分ではないでしょうか?血圧や血糖値が図れればもっといいですが、それは先の話になりそうです。
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