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会話型AIの時代へ

AI

今現在でもChatGPT4oでは簡単な会話ができます。OpenAIはロボットを開発していると言われ、ChatGPT-5ではより自然な会話ができるようになるようです。

これに対して、SiriはApple Intelligenceで大幅なアップデートをする予定ですが、実用的になるのは来年で、HomePodやApple    TVなどに搭載されるのはまだまだ先と言えます。それに対して、Geminiを擁するGoogleは先行しているスマートスピーカーでGemini搭載を今年後半にもリリースすると言われ、技術の要であるGemini Liveも披露しました。Googleもロボット型製品を開発していると見られ、自然な会話ができれば、検索や広告と同じような収益を生む製品になる可能性があります。

一方、会話型AIとして馴染みのあるAlexaですが、前会長が肝入りでAI開発を促し、期限を8月と定めたようですが、錯覚やうまく受け答えができないと言った問題を解決できず、出資していたClaudeをベースに10月にも新Alexaを発表するとも言われています。

このように、AIは単なるチャットボットや画像生成、動画生成から、会話型ロボットへと進化する予定で、膨大な投資がされています。

そんな音声AIですが、OpenAIが異例の声明を出しており、ユーザーに「感情移入しすぎないように」という事らしいのです。まさに人間と喋っているような感覚になると友達だったり恋愛感情が生まれ、相手はAIなのに深入りしてしまうようです。音声AIが盛んになると人気声優を採用したりして、より感情に訴えかける戦略が生まれ、もっと会話したい場合は課金してくださいねということになるかもしれません。

Appleは、iPad付きHomePodを開発していると言われ、AppleCarが頓挫した今では、Vision Proと同じくらい重要なプロダクトになるはずです。これからもIT各社のAIファーストは続いていくとみられ、AIと人間がどう共存していくかというテーマを抱えながら優れた製品が次々にリリースされてきそうです。

将来的には友達と喋らなくてもAIと喋っていれば、心が満たされるし、傷つかないと言った人も出てくるかもしれません。ただし友達と喋ったり動物と触れ合うと出る幸福物質であるオキシトシンはAIでは出ない可能性が高いです。進化をやめないAIは本当に音声AIとなって今年後半から来年にかけて出現してくるのでしょうか。楽しみでもあり、不安でもあります。

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