WatchOSが今秋、バージョン11になります。バージョン10ではダブルタップなどたくさんのアップデートがありましたが、WatchOS11ではどうなるのでしょうか。新機能を中心に11つ紹介していこうと思います。
1.WatchOS11でバイタルアプリが追加されました。数値を見ようとすると「寝てください」というのでそうすると、バイタル値というのが出てきました。それは心拍数、呼吸数、手首皮膚温、取り込みされた酸素レベル、睡眠の長さで総合的に評価されるそうです。ぼくは標準と出ましたが、何らかの理由で数値に異常があると知らせてくれるそうです。
2.その他にWatchOS11では、スマートスタックで雨量がわかり「もうすぐ止みます」とか「これから降り出します」ということがわかります。寝起きには睡眠時間と深さなどの図が出てきて睡眠不足になっていないかヘルスケアと共に知らせてくれます。天気予報も正確になり、夏は最高気温を知らせてくれます。
3.アクティビティでは曜日ごとにゴールを決められるようになり、目標設定を「簡単」にするか「普通」「きつい」「かなりきつい」にするか設定できます。また急病や怪我でゴールを達成できないときのためにリングの記録を一時停止にすることもできます。
4.翻訳アプリも追加され、スマートスタックに追加すれば、外国旅行に行ったときなど、素早く翻訳してくれます。使い方はスマートスタックをタップして、音声入力「東京駅まで電車で行きたい」と言うと英語やスペイン語、中国語などで翻訳してくれ、▶️ボタンを押すと音声を再生してくれます。
5.またShazam搭載で、ミュージック認識のアプリが追加されました。流れている音楽をミュージック認識するとアーティスト名と曲名を表示してくれます。AirPodsをしていればApple Musicから探してすぐ聴くことができます。Ava Max”My Oh My”を聴かせてみましたが、ちゃんと認識しました。
6.服薬アプリでは、iPhoneで時間を設定でき、薬の相性なども診断してくれ、時間になるとiPhoneかAppleWatchに知らせが届き、飲み忘れを防止します。ぼくは良く飲み忘れをするのでとても便利な機能だと思います。薬を追加する時は、何の薬を何mgいつ服用するかということが詳しく設定できます。朝だけ飲む薬や朝昼晩飲む薬などすべての通知がAppleWatchに来ます。
7.また、睡眠は昼寝をしても検知してくれ、深さや時間なども計測してくれます。15分程度の昼寝は体力回復に良いとされています。スペインのシエスタが有名ですね。
8.AppleTVのリコモン機能も付き、AppleWatchをリモコンとして利用できます。
9.人気の文字盤では、写真がリニューアルされ、都市や自然などからシャッフルして表示できるようになりました。またお気に入りに入れている写真をシャッフルすることも可能です。旅行に行ったり、レジャースポットで撮った写真をいつでも懐かしむことができるのは楽しいですね。
10.妊婦さんの周期サポートをする機能もありますが、実際どんなのかを試すことが出来ませんでした。皮膚温などからスムーズな出産へとサポートするんだと思います。
11.到着確認。iPhoneのメッセージアプリで到着確認を選択すると目的地に着いた時、家族や友人に無事着いたよということを知らせることが出来ます。Apple Watchでもワークアウトが終わった後に終わったことを知らせることが出来ます。心配性のお母さんやお父さんがいる場合、とても便利な機能だと思います。
WatchOS11は現在、Public Beta版で9月に正式版が出る予定です。
コメント