AIもたくさんあってどれを選べばいいかわからないよ
無料で有名でアプリのあるものを集めてみたわ!
2021年頃から世界を席巻したChatGPT。それまでにもAIはありましたが、生成AIと名乗り、大規模言語モデルを搭載し、ユーザーからの質問に的確に答えられるようになりました。
ChatGPTが登場してからというもの、たけのこが生えてくるように次々に生成AIが誕生し、有料のものもありますが、今回は無料で使える有名日本語AI&アプリを集めてみました。
無料でも十分な性能を発揮する生成AI。ぜひ日々の仕事やプライベートに役立ててください。
無料生成AI一覧
- ChatGPT(GPT3.5)(OpenAI)
- Copilot(Microsoft)
- Claude(Anthropic)
- Gemini(Google)
- Adobe Firefly(Adobe)
1.ChatGPT
有料になると医師国家試験も突破したGPT-4 turboが使えるようになります。iOS、iPadOSにアプリがあり、MacではWeb版が使えます。アプリもあり、音声入力ができます。画像生成も有料ではでき、ログイン無しでGPT3.5が使えるようにもなりました。
質問数に制限はなく、一番利用されている生成AIです。APIを活用してビジネスをする人も増えています。(ラッコキーワードなど)
2.Copilot
コパイロットと読み、副操縦士の意味です。GPT-4 turboが無料で使えると謳ったMicrsoftのAIです。Micorosoft365と連携し、自由にOffice書類を作れるのが特徴ですが、それはCopilot Pro+Micosoft365の組み合わせのみ。Copilot Proには$20の課金が必要です。GPT-4 turboを搭載しているので答えはChatGPTとかなり似通っています。一日の質問制限は20程度で、Microsoftアカウントでログインすると質問数は増えるほか、履歴から最適な回答をしてくれます。僕の一番のおすすめです。音声入力や画像認識にも対応し、今一番課金したいAIの一つです。課金すると無料のOfficeであるWeb版Officeでも補完してくれるので、非常に有用だと思います。MicrosoftはChatGPTの開発元であるOpenAIの大株主で大規模投資をしています。
3.Claude
クロードと読みます。元OpenAIの社員が作っていると言われ、自然な日本語処理が評判のAI。$20で課金するとインテリジェンスになり、文字制限もなく、質問数も上がります。活用している人の話によると長文を要約するのに秀でているのでブログ執筆などでその必要性が高い人は課金すると良いよとのことでした。確かに自然な日本語で「話している」ような気になり、つい質問制限までおしゃべりしてしまいます。ついこの間、iOSアプリがリリースされ、画像認識もします。画像生成はありません。今2番目に課金したいAIです。
4.Gemini
ジェミニと読み、双子座の意味です。
GoogleのBardから発展したGoogle肝いりのAIで、AndroidではアシスタントをGeminiにすることができる他、Androidアプリもあります。iOSはGoogleアプリのタブから利用します。長文読解を不得意としており、時々「学習中なのでお応えできません」と言われます。Google WorkSpaceとの連携が秀逸で、Gmailを要約したり、Googleスプレッドシートを作ってくれたり、YouTubeから情報を探してきてくれたりします。ただ、Google Workspeceは法人が使っていることが多く、また日本語対応が遅れているので、課金している人は多くないと聞きます。
質問数に制限はなく、Googleに問い合わせたいことがあるのであれば、最初にGeminiに聞いてしまえば、大体の答えが出ます。課金には1ヶ月の試用期間があり、将来的には日本語のGoogle Workspaceが使えることからとても良いと思います。
GoogleはAIに1000億ドル投資することを表明しています。
・Adobe Firefly
画像生成AIと呼べるもの。文字で指定すると画像を作ってくれます。ChatGPT有料版にも同じ機能があります。こちらは一定量まで無料。生成するとAIらしいテカリのある画像が作られます。しかし「電車で音楽を聞く学生」とやると自然な画像も生成してくれます。
素材サイトであるAdobe Stockが有料であることから考えると、一定量まで無料なFireflyはBlogのアイキャッチやYouTubeのサムネイルを作るのに最適だと思えます。
ChatGPTの課金が画像生成とGPT-4 turboそれにGPTsなどのサービスが$20で利用できるとなると非常に魅力的に映ります。
従来のAI
- Alexa(Amazon)
- Siri(Apple)
- Googleアシスタント(Google)
1.Alexa
従来のAlexaは答えてくれないことも多かったですが、例えば「身長を伸ばすにはどうしたら良いですか?」とか「太陽までの距離は?」など生成AIに近い答えを音声で答えてくれます。熟練工と言った感じ。
噂では生成AIのAlexa Plusを開発中で6月30日にリリースされるとも言われていますが、真意は定かではありません。歌が好きでリクエストすると毎日歌ってくれます。またAppleMusicやSpotifyなどの他社サービスにも接続可能で、PrimeVideoも見られます。声で本を読んでくれるAudibleにも対応し従来AIとしてはGoogleアシスタントと並んで秀でたAIです。AIの声をやっている女性が誰だか知りたいです。
2.Siri
言わずとしれたAppleのAI。米国では酷評され、それを不服に思ったTim Cook CEOはAIに大規模投資をして、この秋のiOS18には変身して帰ってくるそうです。
長年、Microsoftとはライバル関係にあり、CopilotoやChatGPTを見ながら、Appleも「我々だって負けていないんですよ」と闘志を燃やしたに違いありません。Appleファンとしては次期iOS、iPadOSが発表されるWWDC24が楽しみでなりません。
3.Googleアシスタント
Androidのアシスタントとしても有名なGoogleアシスタント。非常に柔軟で賢い返答をするところは、さすがGoogleの作ったAIと言えます。Androidスマホやスマートスピーカーで音声で質問してもスムーズな回答が帰ってきます。Geminiとは兄弟のような関係です。iOSにもアプリがあり、非常に賢いです。
GoogleはAIをチャットだけに留まらず、従来のサービスである広告や検索にも応用しようとしており、それが大規模投資に繋がっていると思われます。将来的にはGoogleMapsやYouTube、検索がもっと利用しやすくなりAIを伴ってユーザーを助けることになりそうです。
まとめ
従来のAIには質問数と言った制限はありませんでしたが、生成AIはサーバーに負担をかけるため、制限があります。制限をなくすには例えば、Geminiを使ったり、課金したり、ChatGPT3.5を使ったり、複数を使い分けたり、時にはGoogle検索に戻ったりと言った使い方が良いかもしれません。
ほかにも無名生成AIがあるかもしれませんが、自然な日本語で会話のできるAIに限りました。僕はiPhoneで文字入力するのが苦手なので、iPhoneは音声で質問してMacではキーボードで質問しています。iPadは、キーボードを繋いでいます。音声で答えてくれるのは同じGPT-4 turboでもChatGPTとCopilotでは違った声なのが面白いです。
GoogleはAIを既存サービスに活用しようとしており、Geminiに限る予定はないようです。
将来的に生成AIは企業のサポートを一手に引き受けるようになり、今のFAQなども充実させたうえで、AIとしゃべることだけでサポートが終わるような時代になると思います。OpenAIのサポートなどを見るとそう感じます。
みなさんのお役に立てれば幸いです🤗
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