AIが出来てからというもの、ネットではGoogle以外、ポルノや暴力などの情報量が減ってきています。そこで、実際に犯罪率が下がってきているというエビデンスがあるのかどうかChatGPTとGeminiに聞いてみました。
Q.AIが暴力やポルノ、危険行為を禁じたことで、現実社会でもその犯罪が減ったというエビデンスはありますか？
ChatGPT
A.AIが暴力やポルノ、危険行為などのコンテンツを検出・制限することが犯罪減少にどの程度影響しているかについては、明確なエビデンスがありません。これは、犯罪率の変化には様々な要因が関与しており、AIの制限が一因として特定されることが難しいからです。ただし、AIによるコンテンツの検出や制限は、オンライン環境における犯罪や不適切な行動の拡散を防ぐ上で一定の役割を果たしています。たとえば、ポルノや暴力的なコンテンツがオンラインで制限されることで、それらを閲覧する機会が減少し、特に未成年者への影響を軽減することが期待されます。
また、AIを利用して違法な活動や危険な行為を監視・検出することで、警察や法執行機関がより効果的に犯罪を防止したり、犯罪者を捕まえたりすることが可能になります。しかし、これらの効果が実際に犯罪率の減少に直接つながるかどうかは、さまざまな要因の影響を排除することが難しいため、明確な結論を得るのは難しいでしょう。
ChatGPT3.5
Q.AIが暴力やポルノ、薬物などを禁止した影響で、実際の犯罪が減ったというエビデンスはありますか？
A.AIが暴力やポルノ、薬物などを禁止した影響で、実際の犯罪が減ったという直接的なエビデンスはまだありません。
しかし、いくつかの研究では、AIが犯罪抑止に役立つ可能性を示唆する結果が出ています。
以下、AIが犯罪抑止に役立つ可能性を示唆する研究例です。
1. 暴力コンテンツの検出と削除
AIは、暴力的なコンテンツを自動的に検出して削除することができます。
Carnegie Mellon Universityの研究によると、YouTubeで暴力的な動画を削除したところ、その後の暴力的な動画投稿数が減少したという結果が出ています。
2. 犯罪の予測
AIは、過去の犯罪データに基づいて、犯罪が発生する可能性の高い場所や時間帯を予測することができます。
シカゴ警察は、AIを活用した犯罪予測システムを導入したところ、殺人事件の発生率が20％減少したと報告しています。
3. 犯罪捜査
AIは、顔認証や音声認識などの技術を活用して、犯罪捜査を支援することができます。
イギリスの警察は、顔認証技術を活用して、犯罪者を特定することに成功しています。
これらの研究は、AIが犯罪抑止に役立つ可能性を示唆していますが、まだ初期段階の研究であり、さらなる検証が必要です。
AIが犯罪抑止に役立つためには、以下のような課題を克服する必要があります。
- AIの精度向上
AIは、誤認識や偏見などの問題を抱えています。犯罪抑止に効果的に利用するためには、AIの精度を向上させる必要があります。
- 倫理的な問題
AIによる犯罪抑止には、プライバシー侵害や差別などの倫理的な問題が伴います。これらの問題を解決するための対策が必要です。
AIは、犯罪抑止に役立つ可能性を秘めている技術です。しかし、AIを効果的に利用するためには、技術的な課題だけでなく、倫理的な問題も含めて、様々な課題を克服する必要があります。
Gemini
ChatGPTが明確なエビデンスはないと言って、しかし情報量が減少することで未成年への影響が期待されると言うのに留まったのに対し、Geminiは、YouTubeの暴力動画の削除の結果や犯罪予測の影響で犯罪抑止になる可能性があると結論付けています。ただ倫理的な問題をクリアーする必要がありこちらもまた明確なエビデンスはないと結論付けています。
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