Appleは26日、午前2時、iOS15.1をリリースしました。主な変更点は以下。
iOS15.1
SharePlay
・SharePlayはFaceTimeとApple TV App、Apple Music、その他の対応しているApp Store提供のAppコンテンツを同期して体験を共有できる新しい方法
・コントロールの共有により、全員が一時停止、再生、早戻し、早送りなどを行うことが可能
・友達と話したときに、映画、テレビ番組、曲の音量を自動的に下げるスマートボリューム機能
・Apple TVでは、iPhoneでFaceTime通話を継続しながら、大画面で共有したビデオを視聴するためのオプションに対応
・画面共有により、FaceTime通話の参加者全員で写真を見たり、Webサイトを参照したり、お互いをサポートしたりすることが可能
カメラ
・iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro MaxでのProResビデオ撮影
・iPhone 13 ProおよびiPhone 13 Pro Maxでの写真またはビデオの撮影時に自動マクロ切り替えをオフにする設定
Appleウォレット
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチン接種カードの対応により、検証可能なワクチン接種情報をAppleウォレットに追加して提示することが可能
翻訳
・“翻訳”Appおよびシステム全体での翻訳で繁体字中国語(台湾)に対応
ホーム
・HomeKit対応の温度センサー、空気質センサー、または光量センサーの現在の値に応じて実行される新しいオートメーション
ショートカット
・イメージやGIFの上にテキストを重ねて配置できる、あらあじめ用意されたアクション
このリリースには、以下の問題の修正も含まれます:
・“写真”Appで、写真やビデオを読み込む際に誤って“十分な空き容量がありません”と報告されることがある問題
・“天気”Appで、現在地の現在の気温が表示されないことやアニメートされた背景のカラーが正しく表示されないことがある問題
・画面をロックしたときにAppからのオーディオ再生が一時停止することがある問題
・複数のパスでVoiceOverを四王しているときに“ウォレット”が予期せず終了することがある問題
・利用可能なWi-Fiネットワークが検出されないことがある問題
・時間の経過に伴うバッテリー容量の推定を改善するために、iPhone12モデルでバッテリーアルゴリズムをアップデート
iPhone12のバッテリーアルゴリズムを改善
以上がiOS15.1での変更点ですが、一番最後のiPhone12でのバッテリーアルゴリズムを時間の経過に伴いバッテリー容量の推定を改善するためにアップデートしたというのは注目点ですね。もしかしてiPhone12シリーズでバッテリーが食うとかいう問題がiOS15で出ていたのかもしれません。
あちこちでiOS15のバッテリー稼働時間の実験をやっていて、やはり問題があったのだと思います。
ウォレットでのコロナウイルス接種証明は日本ではたぶん独自にやると思うので、iPhoneはあまり関係ないと思います。
バグフィックスやSharePlayの搭載が主なアップデートの内容でした。
なお、Apple MusicのVoice Planはまだ来ていません。
フジアイス