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iPhone15、中国で販売不振 ファーウェイ追い上げる

iPhone

今秋発売されたiPhone15の中国での販売が5%減と苦心を強いられている。
背景には政府関係者や国有企業の社員がiPhoneを持つことを政府が規制していることがある。一方、ファーウェイはその穴を全部吸収していこうと言う構えで年内に新製品1000万台を集中生産し、24年には6000万台規模とし、Appleを追い上げる。

ただ、欧米での販売は好調で中国と相殺している感じだ。
ファーウェイは5G技術の獲得を米国で規制されたりして苦戦していたが、5G相当の通信技術を確立し、半導体でも単独で7nmとアップルの2世代前ながら独自チップを投入する。

中国電子商取引はiPhone15の大幅値下げを始めたという報道もあり、Appleの見通しは決して明るくない。新製品を発表してから発熱問題など、ハードとソフトに不具合を抱えており、中国での販売減が影を落とさないか懸念される。
電子商取引はiPhone15を1501元(205.14ドル)値引きしているとされ、Appleも需要開拓に時折、値引きを許容する場面もあり、販売増に向けてなりふり構わず攻勢に出る様子を見せている。

中国は米国に次ぐAppleの巨大市場で、見逃す訳にはいかない。
Appleは政府関係者とも交渉しながら、iPhone15の販売増に力を入れる。

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