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Apple版Microsoft365。Pages、Numbers、KeynoteをiPhone/Mac/iPadでiCloud同期する

pages同期 Apple

Microsoft365に負けない

オフィス作業をしようと思うとMicrosoft Officeは欠かせません。しかもいまはiPhone/iPadでも無制限に使わせてくれるMicrosoft365が安いときで8000円で売っています。PCはWindowsでも、iPadなどを併用する場合、このOneDriveを使った方法はすごく便利です。
しかし、Appleには旧iWorksがあります。しかもこれらはiCloudを使えば、同期が可能。PagesやNumbersで保存先をiCloudにして後は、MacからiPhone。iPhoneからiPadという風に作業を引き継げ作業が捗るほか、料金はiCloudの微々たる課金のみです。最小で50GB、130円でも十分活用できます。Microsoftに毎年8000円近く払うのはもったいないと思う方、別にWordやExcel、PowerPointと言ったブランドや互換性は必要ないという人、ぜひiWorksを使ってみて下さい。無料でこんなことができたなんてAppleがますます好きになるはずです。しかも2020年10月には大型バージョンアップしており、Numbersではピボットテーブルに対応した他、関数も追加され、使いやすさと機能アップが著しくなっています。

では設定やっていきましょう。まずはMac。

システム設定からAppleID
iCloudを開く
Pages、Numbers、Keynoteにチェックボックが入っていればOK

iPhone設定

設定から一番上をタップ
iCloudをタップ
PagesなどがオンになっていればOK

Apple365はUIがうつくしい

Handsoffとは同じアプリで作業を引き継ぐという意味です。
iPhoneで見ていたSafariをiPadで見るときなど、SafariにiPhoneのアイコンが出てきます。iPhoneの場合は画面したからスワイプすることによりHandsoffできるアプリが出てきますのでタップするだけです。

Microsoft365を使っていて思うことは、UIの雑さとフォントの汚さ。
Pagesを使えば、共同作業ができる他、Wordに負けないビジネス文章やポストカードが作れる他、文章を書くにとっては、同期されたファイルでいつでも作業に没頭できます。もちろん編集者や小説家のみなさんのために縦書きも用意されています。編集者のみなさんにとっては文字数などが気になりますが、それも可能で文字を書くことに集中できます。
このUIの美しさや共同作業はNumbersやKeynoteでも一緒で、Apple365と言ってもいい程すばらしいもの。
個人的にNumbersは日記からお金の管理までしているので電車ではiPhone、昼食時にiPadで、仕事ではMacで見ています。いつでもクラウドに保存されているので紛失する可能性がないし、どこからでも見られるのがとても便利です。いまは、50GBの契約とAppleOneの50GBで100GBしか契約していないのですが、Microsoft365を使わないとなればもっと多くの容量を契約しても良いなと思っています。
こういうiCloudなどで同期できるメモアプリを特集(Mac/iPhone/iPadで同期できるメモ・エディターおすすめ)したのですが、みんなこのクラウド同期をあまり活用していないのがふしぎで、ぼくは純正メモからSimplenoteというマコなり社長も使っている同期アプリで日々のアイデアからこのブログの記事を書いています。たぶん、iPhoneは使っているけど、PCはWindowsとか、iPadは使い方がよくわからないという方が多いのだと思います。Apple製品は一通り揃えることで、シームレスに繋がり、より生産性の高い書類を作れますので、iPadやMacをまだ持っていないという方は、ぜひ検討して見て下さい。
Apple365はApple版Officeで、十分な機能と美しさを備えています。この前も、弟にスマホアクセサリーをプレゼントしたのですが、Pagesで作ったポストカードは本当に良くできました。Wordもそれなりにできますが、フォントが美しくないので全体の印象が悪いです。Wordは女優の松井玲奈さんもMacBookで使っているそうですが、Macで小説書く人多くなりましたよね。Windows95の時代はみんなPCでVAIOとか使っていましたが、Google日本語入力がMacでも使え、Officeも使えることから、トラブルの少ないブランド性のあるMacが好まれるようになりました。MacもGoogleがここまでサービスを充実させてくれなかったら成り立たなかったんじゃないかなと思います。

iCloud同期

iCloudの初期容量は5GBです。iPhoneのバックアップや写真を保存するだけで埋まってしまうと思うので、Pagesなどで同期して楽しみたい方はぜひ最小プランでもいいので契約して下さい。Google、Amazon、Microsotなどのクラウドの中で一番安いです。PagesやNumbersを立ち上げるとダイアログボックスが出ますので新規ファイルを選択してファイルを作った後、保存で左ペインのiCloudを選んで下さい。

iCloudにあるPagesのファイルを開くところ
Pagesで作業しているところ

iPhoneではホーム画面で下からスワイプするとHandoffという作業を継続する画面が出てきます。

タップするとMacからの作業を継続することができます。
同じくNumbersから作業を引き継いでいるところ

AppleMusicやAppleTV、AppleArcadeを楽しんでいる方は、AppleOneに1100円で加入すれば、50GBのiCloudが付いてきます。いまiCloudを契約している人も追加で50GB容量が増えるのでお得だと思います。

NumberはExcelとは違う

Pagesは美しい文章を作ったりiPhoneと同期したりする面でWordと似ていますが、NumberはExcelのように万能ではなくあくまで表計算の域を超えません。そこが良いところなのですが、Excelが何でも出来すぎてしまい、Numberだって十分すぎるほどなのに評価されないのはちょっと悔しいです。タブが上部に位置していたり、行の固定がExcelと勝手が違ったりしますが、もともとAppleとMicrsoftはライバル関係で、Appleがメニューバーを丈夫に作れば、Windowsはタスクバーを下部に作るなど争ってきた関係です。事務所でマクロやVBAを使うのであればしょうがないですが、一般的な用途であればNumberで十分なのです。しかも無料です。デザイン事務所や印刷・出版、医療、音楽関係でNumberがもっと見直されることを祈っています。

Keynoteはパワポ出力可能

Keynoteは、PowerPointを使う人が多いですが、プレゼンするなら使っておきたい所。ジョブズ氏も多くの名場面でこのKeynoteを使いました。Keynoteで作っておいて、PowerPoint形式で出力するなんてこともできますのでMicrosoft365を使っていない方は、ぜひ覚えて、クラウドの共同作業や先方へのアプローチに使ってみて下さい。iCloud共有で共同作業もできますし、ファイルを見てもらうこともできます。魅力的なスライドを作って、ぜひ仕事をゲットしたいですね。

まとめ

Macではオフィス作業に必ずしもMicrosoft365を使わなくても良いことがわかりました。Pagesは十分すぎるほどのワープロですし、Numbersもしかりです。Microsoft Officeは肥大化してやれることが多くなりすぎ、Excelは神アプリにまでなってしまったのです。お陰でMicrosoftはGAFAの一角を占めることができずいまだWindows+Officeの会社のままです(一部OneDriveやAzureで復活しつつあります)。一方、AppleはiPhoneやAirPodsが好調でOfficeを無料で提供することにしました。またiPadやMacを買ってもらえれば、収益が上がりますし、iCloudの売上アップにもなります。iCloudは単なるクラウドストレージではなく、同期という素晴らしい機能が付き、OneDrive、GoogleDriveと一線を画しています。この同期はiWorksだけでなく、大人気のメモアプリでもでき、同期できるメモ・エディターアプリという特集も組みました。初心者から上級者まで使っている神アプリです。その他、Safariではお気に入りが自動同期する他、Chromeでも独自同期します。ぼくはまだまだ初級者の粋を超えませんが、ぜひみなさんもPages、Numbers、Keynoteを使って、仕事をゲットして下さい。しかし生産性が高くないと思ったらすぐMicrosoft365に置き換えることもお忘れなく。

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