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iPhoneXS,XR,XS MaxではデュアルSIMの切り替えが出来ない、その理由はDSDVにあった

iPhone
太郎
太郎

iPhoneでデュアルSIMをやってみたいんだけど

葉子
葉子

XS,XR,XS Maxから可能よ。だけどこの機種は注意が必要なの。

太郎
太郎

うまく楽天モバイルなどでお安くデュアルSIMしたいな

はじめに

iPhoneではXS,XR,XS MaxからデュアルSIMに対応しました。
例えば、普段はドコモを使っているけど、通信制限でパケットが足りないとか、通信障害が起こって通信自体できないなどの場合、もう一つeSIMで通信事業者を足しておけばとても安心です。
大容量格安SIMでもいいですし、話題の楽天モバイル、そしてわたしも契約したLINEMOミニプランなどがあります。
楽天モバイルは1GBまで無料なので、eSIM対象としてはとても優秀です。キャリアで3GBプランに入っていて、月末足りないときに1GBだけ楽天モバイルでカヴァーできれば、実質4GBプランに入っていることと同等です。またLINEMOミニプランであれば、月額990円という信じられない安さなのでランチを2食分お弁当にしてもらうだけでまかなえます。そしてLINEMOはソフトバンク回線を使っていることから安心ですし速いです。

もっともahamoやLINEMOの通常プランに入っていれば、20GBもらえるわけでデュアルSIMは通信障害の時の予備という側面が多いかもしれません。

eSIM対応通信事業者

・楽天モバイル
・LINEMO
・IIJmio
・povo
・UQモバイル
・ワイモバイル
・ahamo
・ドコモ
・au
・ソフトバンク

eSIMが登場したときは少なかった事業者ですが、政府の後押しもありこんなに増えました。

eSIM対応のiPhone

iPhoneはnanoSIM+eSIMか、nanoSIM+デュアルeSIMが主流になってきています。

・iPhoneXS,XS Max,XR(DSDS)
・iPhone11,Pro,Pro Max(DSDV)
・iPhone12,mini,Pro,Pro Max(DSDV)
・iPhoneSE(第2世代)(DSDV)
・iPhone13,mini,Pro,Pro Max(デュアルeSIM)

*DSDS-デュアルシムデュアルスタンバイ:どちらのSIMでも電話を受けることができますが、4G通信ができるのは片方のみです。
*DSDV-デュアルシムデュアルボルテ:どちらのSIMでも電話を受けることができ、どちらも4G通信が可能。

一番上のiPhoneXS,XR,XS Maxの方は、4G通信を切り替えて使うことは出来ないので注意が必要です。

eSIMの設定

LINEMOを例に取ると、申し込んだ後、24時間以内に申し込み完了のメールが届き、URLに飛ばされます。後にiPhoneでQRコードを読み取らないといけばいのでiPadかMacで作業します。必要事項を記入してQRコードを表示させ読み取ります。そうすると通信事業者を追加の画面になるので指示に従って進めます。その後は、APNプロファイルをダウンロードしてインストール、端末の再起動です。

そしてわたしは主回線をmineoという名前にして通話を優先、eSIMをLINEMOという名前にしてデーター通信優先。そしてデーター通信は相互に切り替えることが出来るよう許可をオンにしてLINEMOのデーターが切れたらmineoに自動的に繋がるようにしました。LINEMOの通信エリア外の時もmineoに繋がります。

デュアルSIMを設定したところ

eSIMで出来ること

・電話番号を仕事用と私用で使い分けられる
・データー通信を例えば、ドコモと楽天モバイルなど複数で切り替えられる
・データー不足の場合、通信事業者を変更でき、通信制限を回避出来る
・海外でプリペイドSIM、国内でeSIMと言った使い方が出来る
・ドコモが通信障害を起こした時、楽天モバイルの回線で通信が出来る

おすすめの事業者

1GBまで無料の楽天モバイルがおすすめです。eSIMはいわば控えなので特に目立った特徴がなくても良いわけです。ただし地方に行くと電波が拾いにくかったり、屋内ではプラチナバンドではないためアンテナが立たないなどの不便があり、そういう場合はソフトバンクの格安回線、LINEMOミニプランが月額990円でデビットカードにも対応していておすすめです。LINEMOであれば、アンテナが立たないなどの不便はありませんし、格安で3GBまで使えます。またソフトバンクの5Gにも対応しています。

1GB以下なら無料

eSIMが使える通信事業者は増えてきましたが、サブとしてスタンバイをさせておくなら楽天モバイルが断然おすすめです。
料金プランも

1GB以下:0円
3GB以下:980円
20GB以下:1980円
20GB以上無制限:2980円
という明瞭なことが良いですね。

メイン回線として利用するにはまだ利用エリアの不安が拭えませんが、メイン回線を使ってしまった予備として考えれば格安です。
仮に楽天回線エリア外だったとしてもau回線1GB以内がタダで使えると考えれば、使わない理由が見当たりません。またデビットカードが使えるのも特徴です。普通キャリアはデビットカード使えません。
また楽天モバイルは登録時にお金を払えば下4桁を選ぶことが出来ます。

キャリアの選び方

まず自分はドコモがいいのかauかソフトバンクか決めます。そして店舗でサポートや設定をしてほしいかWebで完結したいかまたサブブランドと呼ばれる格安SIMとの中間にあるUQモバイルやY!モバイルが良いのか軸を決める必要があります。
その組み合わせで例えばメイン回線はahamoを使い、eSIMにはソフトバンクの格安プランのLINEMOミニプランを合わせると言った具合です。
auで言えば、メインをUQモバイルにしてサブは楽天モバイルにする、ソフトバンクであれば、サブを同じく楽天モバイルにしてパケットを無料で1GBもらうなどです。
ahamoはWeb完結型のサービスで、auのそれはpovo、ソフトバンクはLINEMOです。サブブランドと呼ばれるキャリアの格安プランはauであれば、UQモバイル、ソフトバンクであれば、Y!モバイルになります。Y!モバイルは店舗での面倒をよく見てくれるサービスでWebで完結してしまうLINEMOとは対照的です。

結局iPhoneXSのわたしが選んだのは?

わたしが最後に選んだのはメイン回線に格安SIMのmineo、副回線にLINEMOミニプランでした。iPhoneXSなので、4G通信の切り替えはできず、パケットが足りなくなったらフリーWi-Fiに繋いで、プロファイルをダウンロードして切り替えることになりそうです。LINEMOの特徴ですが、mineoが格安SIMで平日の昼休みや夕方、速度が落ちるのに対してソフトバンク回線をそのまま使っているのでとても速いということです。しかも屋内ではWi-Fi環境があるので3GBでも十分すぎるほどで、MNPしてもよかったんじゃないかと思いました。XSは4Gの切り替えができないのでどちらかが超過したり障害が起こった時はWi-Fi環境に入って設定しなきゃいけませんが、そんなことは稀であろうと思います。それよりデュアルにできたことがうれしいです。アンテナもよく見るとダブルで立っていることがわかります。理想を言えば、mineoをMNPしてLINEMOにして楽天モバイルをeSIMにすることです。これで格安SIMからはお別れでキャリア持ちになり、しかも固定費は990円で良いというパラダイスになります。

mineoドコモプランとLINEMOが共存しているところ