AppleWatch X、血圧測定機能と睡眠時無呼吸症候群を検知する機能を搭載する見込み AirPodsは補聴器へ

AppleWatch series9を見ていてあのダブルタップはアクティビティでもできるし何か出し惜しみをしているなぁと感じていたのですが、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によるとAppleWatch Xには血圧機能と睡眠時無呼吸症候群の機能が搭載されるというのです。

血圧は伝統的な血圧計ではなく赤外線センサーを使って、血圧が上昇したときだけその血流を検知するというもので医療のレベルには引き上げられないかもしれませんが、十分な警告機能を持ったものになりそうです。

無呼吸症候群は、睡眠時の心拍数、血中酸素濃度、運動量、呼吸数、いびきなどから割り当てると言います。Appleはその信頼度に対して十分ユーザーが満足できるようテストを繰り返し、アルゴリズムの確率に懸命になっているそうです。

将来的には血糖値も測りたいAppleですが、まだAppleが満足するような信頼性の高い数値を出すには至っておらず、AppleWatch X以降になりそうだということです。
AirPodsにしても、補聴器にすることを目指しており、その前にAppleやGoogleは、イヤホンで体温を測ったり心拍数を図れるようにする予定です。

ファーウェイは、血圧、血糖どちらもリリースしていますが、Appleのそれは信頼性を高めるため遅れて登場することになりそうです。
AppleWatch series9を買ってしまった方は、ダブルタップやWatchOS10.1に満足しているかもしれませんが、Appleは隠し玉を持っていました。

また本題とは外れるのですが、2023年度AppleはiPadを発売しませんでした。これはジョブズがiPadを発表して以来、稀なことです。確かにiPadは売れておらず、ラインナップや価格、アクセサリーやiPadOSに対して再構築している最中なのかもしれません。

Appleは先だって2023年9月までの第一四半期の決算を発表しましたが、iPadやMacは大幅減、iPhoneが微増となりました。明るい兆しがあるのはサービス部門だけです。今、AppleはiPhoneと同様に稼げるような柱が必要なのです。

それには各製品を底上げして、確実に売れる商品にしなければなりません。そのための技術革新も懸命に行うのでしょう。