AppleWatch series9を購入し、血中酸素濃度を測ったり、新しくなった心拍数アプリを使っていたりしましたが、あるとき、ヘルスケア情報をSiriがオフラインで利用できることを思い出しやってみたところ、図のようにiPhoneのヘルスケアを見るように言われます。
ヘルスケアの[Siri]でデーターのアクセスを許可してやります。しかし
iOS17.2、iPadOS17.2以降で、iPadは特定の機種。そしてSiriが英語が中国語になっている必要があると書いてあります。残念ながら日本語では使えないようです。
iPhoneが遠くにあってAppleWatchだけしてゴロゴロしているとき、おみくじを引いたり天気予報を教えてもらったり便利に使っていたので、Siriも英語にしてしまおうかと思いましたが、相当頭を使わないと「今日の歩数は?」とか「安静時の平均心拍数は?」と質問できないので諦めました。
Apple製品では英語や中国語が先行していて日本で使えないものが少なからずあります。Siriと言うだけで呼び出せるのは英語でiPhone12以降と決まっていますし、iPadのアドレスバーに直接Apple Pencilを使って字をかけるスクラブルも英語と中国語が先行しました。
現在Appleは血中酸素濃度測定アプリの削除をめぐり法定で争っており、このアプリが消え、Siriのオフライン利用もできないとなると一気にseries7あたりに戻ってしまう感じです。AppleWatchはティム・クックCEO肝いりの製品であり、Appleの危機感は半端ないと思います。AppleWatchは今年10年を迎え、AppleWatch Xを発売する予定ですが、高血圧を指摘する機能や無呼吸症候群を指摘するアプリなどが搭載される予定でしたが、裁判で冷や水を浴びせられた形です。
しかも、Appleが健康増進に使ってほしいと願っているのに、「医療機器としては使えない」と前置きが付けられるようになりましたし、なにかと迷走していると言えます。
またMacやiPadの販売不振で時価総額でAIで躍進を続ける宿敵Microsoftに抜かれ、1月上旬中国で異例の値下げをやり、今現在、Amazon.co.jpでAppleWatchやAirPodsなどが値引きされています。
公式には値下げをしないものの、販促にギフト券を抱き合わせることで実質値引きしたり販売店での値引きに応じたり、試行錯誤しているようです。幸いiPhoneだけは前年並みで今年も来ているようですが、中国でファーウェイに急激に追い上げられ絶対安定とは言えなくなりつつあります。
そこで目玉となるのがAIへの膨大な投資によりSiriが賢くなるという構図でしょうか。iOS18ではSiriが劇的進化して登場すると言われており、好調なサービス部門を超えて、iPadやMacが復活することを望んでいることでしょう。
2024年はiPad豊作の年と言われ、iPad Airに12.9inchが加わるとも言われています。
AppleWatchの周辺はまだまだ苦しい状況が続きますが、その時は他の製品で補完してまたAppleWatchに春が来ることを願っています。Siriのオフライン機能も使いたいです。
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