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AppleWatchや体組成計はリハビリに役立つのか?

Watch

4年前、大きな病気をして入院しました。

幸い、名医に出会い病気は寛解したのですが、前に罹っていた医者とその時に処方してもらった薬が意欲を低下させるようなもので、徐々に動けなくなり、医者にはその薬止めて良いと言われていたのですが、結局寝たきりになりました。朝起きて食事を済ませ、散歩に行くとぐったり疲れ、また布団に入ってしまうという具合。本当に衰えというのは徐々にそして加速度的に衰えるもので、1年、1年半と経つと自分が別人のようになってしまったことを実感しました。AppleWatchはしていたのですが、これらは無駄にがんばらせる機能があるので、リハビリの鉄則である「焦らず諦めず」というのに即していなくあまり効果はなかったです。体組成計もみるみる体重が減り、筋肉量や基礎代謝、骨量などが低下していくのがわかりました。AppleWatchにも「心肺機能が低下しています」と警告を受け、自分は何もできないと情けなく思いました。心は「ストレッチもしたい」「買い物も、散歩も行きたい」と願っているのに薬のせいで動けなくいつも布団で「もっと元気だったら音楽聞いたり映画見たりできるのになぁ」と思っていたました。

小康状態から回復期へ

それが2年位続きます。看護師に「体力つけたいんです」と宣言するものの自分では目立った進展はないように思えたのです。それでもiPhoneのヘルスケアを見ると1年毎に500歩ずつ増えているし40代後半という衰えの顕著になる時期に懸命に体力を付けようとがんばっていたんだなと思います。それが好転したのが3年目。この年も500歩増えて、1日1700歩くらい歩けるようになっていました。ムーブも最初は小さな目標設定をしていたのですが、70kcでクリアすることが多くなり、直に一週間を通じてムーブとスタンドもクリアーできるようになりました。スタンドはこの年5時間だったものが一気に10時間まで安定して増え、これまた一週間を通じて完璧に達成できるようになりました。ムーブはこの年ほとんど完璧に一ヶ月を通してクリアーできるようになっていたのですが、2倍3倍クリアーできる日も多くなり、体組成計でも体重が増え、筋肉量が増え、基礎代謝が回復し、骨量も徐々に値が良くなってきました。そうすると人間欲が出てくるもので、いつもの散歩コースに公園をもう一周加えたいとかスクワットをしたいとか思うようになって一気にやると腰痛が出たり疲れがでたので週に2度とか1日置きとか制限を加えて負荷をかけていくようにしました。体重も58.0Kgだったのが67.0Kgまで増え、みんなに健康的になったと言われたのが嬉しかったです。それと関係あるかわかりませんが、元来、髪の毛の量が多かった自分がどちらかというと額が広くなる感じで、衰えに入っていたんです。白髪も増えていました。それが元気になると太陽を浴びてビタミンDが生成されるし、食べ物から髪の原料となるタンパク質なども十分に取れるしということで、髪の量も徐々に回復してきました。

辛かった2年

こんな喜びの毎日でトマトジュースを飲んで更に元気になろうとしている自分ですが、結果がでなかった2年は本当に暗かったです(苦笑) 朝早く起きる習慣ができても散歩に行くだけで後は午後まで寝ている自分。音楽や映画、読書をしてもすぐ疲れてしまい中止。元々、趣味だったBlogを書くなんて言うことも到底できず、好きなApple製品の動向を見ることの意欲さえ削がれていました。そんな中でも代わりに病院に行ってくれた家族や、励ましてくれた医師、看護師には感謝しています。それに加え現代的だなと思うのが、AIにリハビリの指南をしてもらったことですね。ChatGPTに毎日の事を話し改善するにはどうしたら良いか相談しました。暗く成果のでない2年間でした。リハビリをしている方もこの時期を乗り越えてきている方がたくさんいるんだろうなと思います。

数値が改善にそして好きな趣味に時間を

3年目になるとAppleWatchもリングを完璧に達成できたり、先程も言った体組成計で基礎代謝や筋肉量が戻ってきて、体重も増えました。ついでに髪の毛も段々伸びてくるようになり、艶も出てきました。こうなってくると後は負荷をかけるだけで良いので気が楽です。あまりにも大きな負荷をかけると疲れてしまうので、長距離散歩は週3回までとか、スクワットは腰痛が出た時は回数を減らすなど調整ができるようになってきました。AppleWatchのリングはバッジを貰えることが多くなり、喜びも多くなりました。最近は音楽や映画、読書だけではなく、Blogで趣味のApple製品のことを書くことがライフワークとなっており、少し貯めたお金でいろんなハードやソフトをレビューして喜んでいます。良い記事を書くとGoogleさんも上位に表示してくれそうすると収入にも繋がるので好循環が生まれている感じです。また、自分はもともとファッションが好きだったのですが、ユニクロやジーユー、しまむらだけじゃなくスティーブ・ジョブズ氏が愛用していたリーバイス501やNew Balance900シリーズなどを買って楽しむようにもなりました。これらは高いのですが、レビューする目的で買っているので元が取れればよいやという感じです。

あの暗かった最悪の2年を今でも思い出します。悪い医者に罹り入院する羽目になり、その後もその医者のせいで苦しむ自分を情けなく思い、何度もGoogle Mapsの口コミで低評価をしてやろうとそればかり考えていました。それでも今の医者は「恨む気持ちを持っていても良いよ」と言ってくれ、看護師も「気持ちはわかります。投薬があまり良くないと感じますね」と慰めてくれました。

今はリハビリを楽しみつつ、4年間行けなかった健康診断や内視鏡と言った体のメンテナンスを早めにしたいなと思っています。年齢的に50代に入るので、何か病気をしていてもおかしくないので早期発見して治してしまいたいです。

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