WatchOS10になり、心の健康(メンタルヘルス)の項目が追加されました。
日々、心の具合を記録し、うつ病や不安障害のリスクがないか経過を辿ります。そのためにマインドフルネス瞑想をやったり、日光に当たっている時間を計測したり、十分に睡眠が取れているかを確認します。
うつ病の予防や治癒に日光に当たることが良いとされており、ある精神科医は朝散歩を10-15分することを勧めています。また慢性的な寝不足はこれまたうつ病のリスクを高め非常に危険です。AppleWatchで計測して8時間寝られているか確認しましょう。
またマインドフルネス瞑想はGoogle社員も取り入れている方法で、集中力を高め、不安を軽減し、安定的な仕事に大きく寄与します。
AppleWatchのマインドフルネス瞑想は厳密な呼吸法ではないものの、深呼吸の効果はあると思います。理想は478呼吸法などを取り入れてくれると完全な瞑想になると思います。
また日光に当たっている時間ですが、ワークアウトしているときや午前中、日向ぼっこしているとAppleWatchの画面が日光を察知しカウントするようです。夏場であれば10分程度で十分ですが、冬ですと50分は当たっていたいところです。うつ病にも良いとされ、この基準を満たし、医者からもらった薬を飲むことで快癒の方向へ向かうと言います。日光に当たり、運動し、十分な睡眠を取ることは発症の予防にもなります。
うつ病と不安障害のリスクが最小となっているのは心の状態を日々記録したからではなく、ヘルスケアにアンケートがあり、それに答えたらリスクは低いと出たのです。
服薬リマインダーもあり、抗うつ剤を飲み忘れないようになっています。薬は高齢になればなるほど飲み忘れが多く、服薬リマインダーで記録することにより安定的な治療に寄与します。
まだまだ始まったばかりの心の健康対策ですが、おおよそはカヴァーしており、機能の深化が待たれます。AppleWatchをしていない人もヘルスケア機能は良く使っており、特に歩数の上下には一喜一憂するそうです。AppleWatchで健康管理をしようとする人はかなり健康に気を遣っており心の健康にまで気を配るとすごいことだと思います(私のことを言っているわけではありません)。アンケートに答えたり日々日誌を付ける必要はありますが、日光に浴びた時間やマインドフルネス瞑想、エクササイズ、睡眠などは自動で記録されるのでとても便利です。うつ病や不安障害のリスクや日々の日誌もアップルAIが進化することで自動になる可能性があります。これからに期待ですね。
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