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YouTubeMusic、音質が悪かったけど、空間オーディオとロスレスに対応してどうなった?

Google

空間オーディオ・ロスレス(ハイレゾ)に対応した

Google BardにYouTubeMusicは空間オーディオやロスレスに対応しないの?と聞いてみたらこの夏対応していました。

以下全文です。

YouTube Musicは、2023年7月20日に空間オーディオに対応しました。空間オーディオは、ドルビーアトモスなどの立体音響技術によって、音が頭上や周囲から聞こえるようにする技術です。YouTube Musicでは、空間オーディオに対応した楽曲を、対応するデバイスで再生することで、臨場感のある音を楽しむことができます。

また、YouTube Musicは、2023年8月3日にロスレス音質に対応しました。ロスレス音質は、CDクオリティの音質をそのまま配信する音質です。YouTube Musicでは、ロスレス音質に対応した楽曲を、対応するデバイスで再生することで、より高音質な音を楽しむことができます。

なお、YouTube Musicの空間オーディオとロスレス音質は、どちらも有料プランでのみ利用できます。

以下に、YouTube Musicの空間オーディオとロスレス音質に対応する条件をまとめます。

空間オーディオ

対応デバイス:iOS 15以降を搭載したiPhoneまたはiPad、Android 13以降を搭載したスマートフォンまたはタブレット、Android TV、Google Homeなど
対応楽曲:YouTube Musicで配信されている空間オーディオ対応楽曲
ロスレス音質

対応デバイス:Android 10以降を搭載したスマートフォンまたはタブレット、Google Homeなど
対応楽曲:YouTube Musicで配信されているロスレス音質対応楽曲
YouTube Musicをより高音質で楽しむには、空間オーディオとロスレス音質に対応するデバイスで再生してみてください。

Google Bard

実際にiPhone+AirPods Proで聞いてみたところ、YOASOBIのアイドルが対応していました。実際にヘッドトラッキングしても左右上下から聞こえました。これは自分の感想なのですが、AmazonMusicやNetflixが空間オーディオ対応と謳っていても周辺から聞こえるようには思えなかったので、YouTubeMusicは正式に空間オーディオに対応したんだなと思います。ただ、まだまだ楽曲は少ないようです。
ロスレスですが、Google Nest Hubで聞いてみました。アシスタントはハイレゾ音源を指定して宇多田ヒカルや高橋洋子が対応しているようです。実際聞いてみましたが、はっきりとした違いはわかりません。しかしYouTube側が対応していると言っていて対応機種も絞っていることから聞く人によっては違いがわかるのでしょう。

空間オーディオの検索をかけたところ

AppleMusicと比べてみる

AppleMusicに比べるとYouTube Musicはややラジオよりというか音質がイマイチという場面がありました。元来のラジオ好きとしては音質が悪くても選曲が良ければそれでOKなのですが、リスナーはそうではなくCDのような音質で聴きたいようです。

YouTube Musicは一曲リクエストすると関連した曲が次々に流れる方式です。Amazon Prime Musicもそれに続きました。一方で評判の良いAppleMusicはプレイリストはあるものの関連した曲を流すというよりそのジャンル(テーマ)に沿って曲を流していくというタイプでこの選曲の仕方の違いはユーザーの好みが分かれそうです。

音質の悪さは空間オーディオ・ロスレスでは改善していますが、全体に流れる荒っぽいトーンは変わっていません。それがみんなをAppleMusicやSpotifyに流れるようにさせているのでしょう。

まだまだ楽曲が少ない

空間オーディオもハイレゾもAppleMusicにはたくさんありますが、YouTube Musicではまだまだ少ないです。連想された曲が流れてくるのはなんとも気持ちの良いものですが、CD音質で聞きたいリスナーに向けて低レートであまり流すと怒られそうなものです。Googleの最新スマホ・Pixel8でも空間オーディオが聴けると思いますが、Appleはハードとソフトを組み合わせることがうまいですよね。Googleにとっては、Pixel8でiPhoneに追いついたところでしょうが、まだまだAppleWatchやAirPodsなど密に連携する製品が揃っていて、巨人GoogleでもハードはAppleにまだまだ追いつけないようです。

これからに期待ですが、AppleMusicやSpotify、Amazon Music Unlimitedが既に空間オーディオやロスレスで先を行っていることからもはやAIの力を借りて猛追するしかありません。例えば、Google Homeにアシスタント with Bardを乗せるとかそう言ったことです。

自分はAppleMusicもYouTubeMusicも同じ位の比率で聴きますが、それぞれに長所短所があり、いいとこ取りをしている感じです。BGMがほしいときはYTM、新曲を聞いたり空間オーディオを聴きたいときはAppleMusicという具合です。

YTMはアカウントの設定に「再生と制限」というところがあり、Wi-Fi利用時に音質を上げることが出来ます。明確なレートは載っていなかったのですが、少しでもYTMの音質が良くなることを祈ります。

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