Appleは、6月11日、WWDC24にて、次世代macOS Sequoia(セコイア)を発表しました。iOS18やiPadOS18に搭載された機能も吸収しつつ、新たに4つ新機能が搭載されます。
iOS18などに搭載された機能の追加では、マップで米国国立公園の地図をハイキング利用などできます。メモ計算機ではメモで計算ができるようになります。メッセージでは、アクションボタンなど表現の幅が広がります。
さて、新機能を紹介していきましょう。
iPhoneミラーリング
Macをしながら、iPhoneがバッグの中にあったり、クルマに忘れてきたときなど、活用できます。使い方はアプリを起動し、トラックパッドで操作します。iPhoneの通知もMacに来ます。紹介してくれたクレイグ氏は、ミラーリングで冷え冷えのコーヒーを頼んだり、スペイン語の練習風景を見せてくれました。肝心のiPhoneはロックされたままで誰にも見られることがありません。
タイルの整理
ウインドウの整理では画面を四分割できたり、上下に並べたりすることが容易になります。これまでマルチタスクをやるとき、いちいちDockに行っていた手間がなくなります。またこれらにショートカットが容易されると便利ですね。
ビデオ会議の背景
FaceTimeやTermでビデオ会議をするとき、背景が気になると思います。洗濯物があったりすると余計な気を使わせてしまうんじゃないかと思います。そこで簡単に背景を変えられるようにしました。いろんな背景がありビジュアルも美しいので会議に集中できます。
パスワード
クレイグ氏が25年にわたり、改善を繰り返してきたというパスワード。単体アプリになり、iPhone、iPad、Mac、Vision Proの他、Windowsにも対応します。パスキーやWi-Fiパスワードなどが生体認証を経て起動し、セキュリティタブでは漏洩のあるパスワードの変更を促すます。強度の弱いパスワードを変更することも可能で、パスワードをファミリー共有することも出来ます。
Safari
1.Highlight
ページにどんな情報があるか機械学習によって得た情報を表示します。例えば、旅行について調べていてホテルを見ているなら電話番号や行路などです。その他、音楽・映画・テレビ番組などからApple Musicを提案したり、TV+を提案したりします。
2.Readers
日々、たくさんの情報に埋もれがちですが、Readersを使うと集中してページを読むことが出来ます。他の情報を排除して、簡単な要約だけを表示します。
3.Viewer
動画を検出すると前面中央に表示し、タイムバーを追加します。ピクチャーインピクチャーにも対応し、動画を見ることに集中できます。
ゲーミングモード
バルダーズ・ゲート3など最新作が目白押しで、iPhone15 ProやMシリーズのiPad、Macシリコンで統一のGame Porting Toolkit2を使い、約1億台のApple製品にDeveloperはアクセス出来ると言います。MacゲームのiPhone、iPad移植も容易になっており、Developerは増加の一途を辿っているとのことです。プレゼンテーションではアサシン クリード・ミラージュやプリンス・オブ・ペルシャ、アサシンクリードなどがUBISoftからリリースされるとのことでした。
開発者向けには本日からDeveloper版がリリース、一般向けbeta版が来月で、秋に正式リリースです。iOS18と同じくらい期待度の高いOSで、リリースが待たれます。また、シリコンMacにはApple Intelligenceが米国では今夏、日本を含む外国には来年に来る予定です。
コメント